[ワシントン 24日 ロイター] - 米軍当局者は24日、ロシアが核兵器や生物兵器、もしくは化学兵器の使用を決定した兆候はないという認識を示した。
ウクライナが放射性物質をまき散らすことを目的とした「汚い爆弾」の使用を計画しているというロシア政府の警告については、同当局者はウクライナが汚い爆弾を開発していないという見方を示した上で、米・ロシア間のコミュニケーション経路はオープンで、国防長官はロシアからの連絡に応じる意向と述べた。
ロシアのゲラシモフ軍参謀総長は24日、米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長と電話会談し、ウクライナが汚い爆弾を使用する可能性があるというロシア政府の主張を巡り協議した。ロシア国防省によると、ゲラシモフ軍参謀総長は英軍の制服組トップのラダキン参謀長とも電話会談を行った。