1日の米国株式相場は上昇。 ダウ平均は183.54ドル高の18024.06、ナスダックは63.97ポイント高の5005.39で取引を終了した。
昨日までの下落を受けた値頃感から、買い戻す動きが先行。
4月ISM製造業景況指数や4月ミシガン大学景況感指数が市場予想にほぼ一致し、緩やかな労働市場の改善が示されたことが好感された。
4月新車販売台数が堅調な伸びを示したことも手伝い、終日堅調推移となった。
セクター別では、半導体・半導体製造装置やテクノロジー・ハード・機器が上昇する一方で電気通信サービスが下落した。
旅行予約サイトのエクスペディア（EXPE）は、昨日発表された決算内容が好感され上昇。
半導体のアルテラ（ALTR）は、インテル（INTL）による買収交渉の期限が6月1日となることが報じられ、両社ともに堅調推移となった。
バイオのギリアド・サイエンシズ(GILD)は売上及び利益とも予想を上回る決算を発表して上昇。
一方でビジネス向けSNSのリンクトイン（LNKD）は弱気な通期見通しが嫌気され下落。
著名投資家バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイ(BRK/B)は、バフェット氏による買収から50年目となる年次株主総会を今週末に予定しており、ウェルズ・ファーゴ(WFC)やIBM(IBM)など同社の投資先に注目が集まりそうだ。
Horiko Capital Management LLC