米国株の伸び悩みを受けて、本日も売りが先行する展開となろう。
その後の切り返しには、前日に伸び悩んだメガバンクやトヨタ (TOKYO:7203)などの株価反発が必要となってきそうだ。
前日に決算を発表したソフトバンク (TOKYO:9984)の動きも注目される。
前期実績は週末の観測報道値を上回っているが、今期見通しは未定であり、株主還元策などに対する期待感も高めにくい状況が継続。
上値追いの勢いは限定的とも捉えられる。
前日に株価が急落した東芝 (TOKYO:6502)やシャープ (TOKYO:6753)の反発の動きにも注目だが、引き続き東芝に関しては機関投資家の処分売りの流れが警戒されるところ。
日本精工 (TOKYO:6471)、荏原 (TOKYO:6361)、日立造船 (TOKYO:7004)などが昨日の好決算銘柄か。
ほか、前日場中の東ソー (TOKYO:4042)も好決算受けて、化学各社への見直しの動きにも注目。