[ソウル 17日 ロイター] - サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコは17日、子会社である韓国の石油精製会社Sオイルの蔚山工場に70億ドルを投資する計画を発表した。
製油所を統合した世界最大級の石油化学プラントを建設し、価値の高い石油化学製品を生産する。アラムコにとっては過去最大の韓国向け投資となる。
着工は2023年、完工は26年の予定。年間生産能力は最大320万トン。
ナフサなど原油精製の副産物を処理して、エチレン、プロピレン、ブタジエンなどを生産する。
サウジアラムコはSオイル株の63%以上を保有している。