◆日経平均は2万6457円56銭(282円00銭高)、TOPIXは1900.36ポイント(19.48ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は4億8951万株
1月11日(水)前場の東京株式市場は、NY株高や首相訪欧による経済緊密化への期待などから自動車、機械、電気精密、大手商社、鉄鋼、海運株など幅広い業種の銘柄が買われ、ソニーG<6758>(東証プライム)は約1ヵ月ぶりに1万1000円を回復。ここ軟調だった銀行、保険株も反発基調となった。日経平均は186円高で始まり、次第高となって午前10時30分過ぎに304円43銭高(2万6479円99銭)まで上げ、前引けまで堅調に推移した。
ソフトクリエイトホールディングス<3371>(東証プライム)が活況高となり3月31日を基準日とする株式2分割、株主優待の拡充など好感。インフォマート<2492>(東証プライム)やアルファクス・フード・システム<3814>(東証グロース)はインボイス(適格請求書)関連の出遅れとされ急伸。データ・アプリケーション<3848>(東証スタンダード)は1月31日を基準日とする株式2分割と株主優待の導入が好感され活況高。
東証プライム市場の出来高概算は4億8951万株、売買代金は1兆2184億円。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は1546銘柄、値下がり銘柄数は229銘柄。
東証33業種別指数は31業種が値上がりし、精密機器、鉄鋼、電気機器、石油石炭、証券商品先物、海運、卸売り、鉱業、機械、非鉄金属、建設、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)