[20日 ロイター] - 米半導体大手のウエスタンデジタルとキオクシアホールディングスは二重上場を伴う合併の可能性について協議が進展していると、米ブルームバーグ・ニュースが20日、関係筋の話として報じた。
両社が合併すれば、スマートフォンなどに使用されるNANDフラッシュメモリー市場の3分の1を握り、韓国サムスン電子と肩を並べることになる。
ブルームバーグによると、ウエスタンデジタルはフラッシュメモリー事業を分離してキオクシアと合併させ、米国で上場企業を誕生させる方針で、日本での上場も計画している。今後数カ月以内に発表する見通しという。
キオクシアには東芝が約40.6%出資している。
ウエスタンデジタルとキオクシアは現時点でロイターのコメント要請に応じていない。