40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

新規上場のispaceは買い気配で終了、国内宇宙ベンチャー初のIPO

発行済 2023-04-12 09:41
更新済 2023-04-12 17:10
© Reuters.

[東京 12日 ロイター] - 新規上場のispaceは公開初日となった12日、公開価格(254円)の2.3倍の585円買い気配で取引を終了し、値がつかなかった。

同社は月への物資輸送サービスなど月面開発事業を手掛ける。世界で宇宙ビジネスが活発化する中、国内初の本格的な宇宙ベンチャーの新規上場(IPO)として投資家の関心を集めていた。

袴田武史代表取締役CEO(最高経営責任者)は東証引け後の記者会見で、株価は市場が決めることだとしたうえで「しっかりと今後事業を拡大していくということを着実にやっていきたいという思いを新たにしている」と述べた。

同社の月探査プロジェクト「HAKUTO―R」ミッション1では4月26日に月面着陸を予定しており、民間企業として世界初となる可能性がある。来年と再来年にはミッション2、3の打ち上げも予定され、注目イベントが続くことから「同社株の人気は持続する可能性がある」(国内証券のストラテジスト)との見方が聞かれる。

一方、市場では「多くの投資家は、目先の業績への期待より将来の夢を買っている」(別の国内証券のアナリスト)との声も出ている。同社の2022年3月期純損益は40億円の赤字で、23年3月期には112億円の赤字、24年3月期には78億円の赤字を、それぞれ見込んでいる。

2023年3月期は、契約締結済みのミッション1、2のペイロード(運搬)サービスの売り上げが前期比で増加すると見込む一方、費用面では、ミッション1の打ち上げに伴う費用計上のほか、ミッション2の開発が本格化することから売上原価、販管費が前期より多額になるという。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます