29日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり3銘柄、値下がり221銘柄、変わらず1銘柄となった。 日経平均は大幅に3日続落。
前週末比368.81円安の20337.34円（出来高概算13億7000万株）で前場の取引を終えた。
ギリシャ政府と欧州連合など債権団との財政支援を巡る協議が不調に終わり、同国の債務不履行への懸念が強まるなか、日経平均は400円安からスタートした。
寄り付き直後は一時500円超に下げ幅を広げ、20200円を割り込む場面があった。
その後、中国人民銀行の利下げを受け上海総合指数が反発してスタートすると、日経平均もやや下げ幅を縮小した。
値下がり寄与トップはファーストリテ (TOKYO:9983)となり、日経平均を約31円押し下げた。
朝方は1210円安まで下げ幅を広げたのち、前日終値近くまで急速に値を戻すなど、値動きの荒い展開となった。
その他ランキング上位には、ソフトバンク (TOKYO:9984)、京セラ (TOKYO:6971)、ファナック (TOKYO:6954)など指数寄与度の大きい銘柄が並んだ。
指数構成銘柄のうち221銘柄が下落する全面安の展開となった。
一方、値上がり銘柄はニチレイ (TOKYO:2871)、東ソー (TOKYO:4042)、関西電力 (TOKYO:9503)の3銘柄のみだった。
ニチレイは前引けにかけてプラスに切り返し0.6％高。
東ソーは一部証券会社による目標株価引き上げが観測されている。
また、関西電力も目標株価を引き上げられたほか、千葉県のガス火力発電所を取得していたことが報じられている。
同社が首都圏で発電所を持つのは初めてという。
*11:30現在 日経平均株価 20337.34(-368.81) 値上がり銘柄数 3(寄与度+0.27) 値下がり銘柄数 221(寄与度-369.08) 変わらず銘柄数 1 ○値上がり上位銘柄 コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (TOKYO:2871) ニチレイ 847 5 +0.20 (TOKYO:4042) 東ソー 777 1 +0.04 (TOKYO:9503) 関西電 1367 8 +0.03 ○値下がり上位銘柄 コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (TOKYO:9983) ファーストリテイ 55440 -800 -31.41 (TOKYO:9984) ソフトバンク 7291 -129 -15.19 (TOKYO:6971) 京セラ 6392 -181 -14.21 (TOKYO:6954) ファナック 25380 -320 -12.56 (TOKYO:4503) アステラス薬 1757 -43 -8.44 (TOKYO:4523) エーザイ 8330 -211 -8.28 (TOKYO:9735) セコム 8028 -210 -8.24 (TOKYO:8035) 東エレク 7891 -205 -8.05 (TOKYO:6988) 日東電 10055 -190 -7.46 (TOKYO:6762) TDK 9430 -190 -7.46 (TOKYO:9433) KDDI 2916.5 -30.5 -7.18 (TOKYO:4324) 電通 6300 -170 -6.67 (TOKYO:7267) ホンダ 3953.5 -84.5 -6.63 (TOKYO:9613) NTTデータ 5360 -140 -5.50 (TOKYO:7751) キヤノン 3987 -92.5 -5.45 (TOKYO:6902) デンソー 6190 -127 -4.99 (TOKYO:8830) 住友不 4353.5 -126.5 -4.97 (TOKYO:4704) トレンド 4185 -125 -4.91 (TOKYO:7203) トヨタ 8213 -120 -4.71 (TOKYO:7269) スズキ 4100 -108 -4.24