*12:06JST 筑波精工 Research Memo(6):2024年3月期は営業損失を予想。
「Supporter」の需要は立ち上がる ■今後の見通し
筑波精工 (TYO:6596)の2024年3月期の業績は、売上高は前期比14.6%増の250百万円、営業損失84百万円(前期は82百万円の損失)、経常損失85百万円(同82百万円の損失)、当期純損失90百万円(同91百万円の損失)と予想している。
製品別の売上高予想は開示されていない。
主力の「Supporter」については、後述の大口案件の残りもあることから増収予想だが、それ以外の需要(一般的な半導体やディスプレー向け等)が上期は低迷すると見ている。
また2023年3月期に受注した大口案件の横展開や12インチの量産テスト用の需要が立ち上がる可能性もあるが、同社では楽観的に見ずに厳しく見ている。
言い換えれば、現時点の予想がボトムラインであり、これがいつどのくらい上方修正されるかが今後の焦点となるだろう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
「Supporter」の需要は立ち上がる ■今後の見通し
筑波精工 (TYO:6596)の2024年3月期の業績は、売上高は前期比14.6%増の250百万円、営業損失84百万円(前期は82百万円の損失)、経常損失85百万円(同82百万円の損失)、当期純損失90百万円(同91百万円の損失)と予想している。
製品別の売上高予想は開示されていない。
主力の「Supporter」については、後述の大口案件の残りもあることから増収予想だが、それ以外の需要(一般的な半導体やディスプレー向け等)が上期は低迷すると見ている。
また2023年3月期に受注した大口案件の横展開や12インチの量産テスト用の需要が立ち上がる可能性もあるが、同社では楽観的に見ずに厳しく見ている。
言い換えれば、現時点の予想がボトムラインであり、これがいつどのくらい上方修正されるかが今後の焦点となるだろう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)