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東京株式市場・大引け=6日続伸、約1カ月ぶりに2万0800円回復 外部環境の懸念後退で

発行済 2015-07-21 15:20
更新済 2015-07-21 15:25
© Reuters.  東京株式市場・大引け=6日続伸、約1カ月ぶりに2万0800円回復 外部環境の懸念後退で
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[東京 21日 ロイター] - 日経平均 .N225 終値      20841.97 +191.05 寄り付き    20763.31 安値/高値   20710.34─20850

TOPIX .TOPX 終値       1673.88 +10.94 寄り付き     1672.78 安値/高値    1666.54─1674.27

東証出来高(万株) 197840 東証売買代金(億円) 21825.49

東京株式市場で日経平均は6日続伸。終値は6月24日以来、約1カ月ぶりに2万080 0円を回復した。ギリシャ、中国問題への懸念がひとまず後退したことで、リスク選好の 買いが継続。為替がややドル高/円安方向に振れたことも支えとなり、後場に上げ幅を拡 大した。TOPIX、JPX日経400 .JPXNK400 は7連騰となった。

国内企業の4─6月期決算発表が本格化するのを前に、序盤の買いが一巡した後はも み合いを続けたが、ファーストリテイリング 9983.T が後場一段高。同社の終値は前週末 比3.5%超高となり、日経平均を約80円押し上げる要因となった。

業種別では原油相場の下落を受け、石油関連株は軟調に推移。一方、海運、電気ガス は上昇。小売関連の上げも目立った。自動車・電機株は高安まちまちとなった。

日経平均は大引けにかけて強含む動きとなったが、東証1部の売買代金は約2.18 兆円とやや低調。「前週までのリスク要因がなくなり、今度は第1・四半期の決算発表待 ちの状況となった。大型株の動きは比較的鈍いが、小型株は強い動きとなっている」(ち ばぎん証券顧問の安藤富士男氏)という。

個別銘柄では東芝 6502.T が大幅続伸。20日に公表された第三者委員会の報告要旨 を受けてアク抜け感が意識された。また17日に2015年4─9月期の連結業績予想を 上方修正したと発表した古河電池 6937.T はストップ高。国内の補修用四輪電池やタイ子 会社の自動車用電池などが好調に推移しているという。

半面、長府製作所 5946.T が大幅安。17日に通期の営業利益予想を従来の42億円 から24億円(前期41億円)に下方修正した。一転、営業減益の見通しとなったことを 嫌気した売りが出た。

東証1部騰落数は、値上がり1261銘柄に対し、値下がりが494銘柄、変わらず が135銘柄だった。

(長田善行)

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