日経平均は3日ぶり反発。
4日の米国株式市場は、アトランタ連銀総裁が9月利上げを示唆する発言を行ったことなどを受けて下落。
ファーストリテ (TOKYO:9983)の急落も押し下げ要因となり、日経平均は30円安でスタートした。
一方、ドル・円が円安方向に振れたことが材料視されたほか、ソフトバンクグ (TOKYO:9984)やファナック (TOKYO:6954)の急反発などが指数を押し上げ、日経平均は前場にプラスへと切り返した。
後場の寄り付き後には一時20715.48円(前日比195.12円高)まで上昇したが、買い一巡後は20600円台でのもみ合いとなった。
大引けの日経平均は前日比93.70円高の20614.06円となった。
東証1部の売買高は25億8408万株、売買代金は3兆1905億円だった。
業種別では、水産・農林業が5%を超える上昇となったほか、金属製品、不動産業が上昇率上位だった。
一方、下落したのは小売業、石油・石炭製品、輸送用機器など5業種のみだった。
個別では、ソフトバンクグのほか、みずほ (TOKYO:8411)、三菱UFJ (TOKYO:8306)、三井住友 (TOKYO:8316)、ホンダ (TOKYO:7267)、任天堂 (TOKYO:7974)などが堅調。
前日に決算発表したテルモ (TOKYO:4543)が13%近い上昇となったほか、ファナック、伊藤忠 (TOKYO:8001)、ダイキン (TOKYO:6367)、三井不 (TOKYO:8801)や三菱地所 (TOKYO:8802)などの不動産株の上昇も目立った。
また、日本化 (TOKYO:4092)、日水 {{|0:}}、オカモト (TOKYO:5122)などが東証1部上昇率上位となった。
一方、東電力 (TOKYO:9501)、トヨタ自 (TOKYO:7203)、ソニー (TOKYO:6758)、三菱商 (TOKYO:8058)、アルプス (TOKYO:6770)などが軟調。
ファーストリテや村田製 (TOKYO:6981)は5%近い下落。
IHI (TOKYO:7013)の下げも目立った。
また、東芝テック (TOKYO:6588)、TAC (TOKYO:4319)、タムロン (TOKYO:7740)などが東証1部下落率上位となった。