*09:44JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、投資家の慎重スタンスが強まる流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 115837.20 -1.02%
25日のブラジル株式市場は続落。
主要株価指数のボベスパ指数は前日比1188.40ポイント安(-1.02%)の115837.20で引けた。
日中の取引レンジは115396.62 - 117252.11となった。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。
最大の輸出相手国である中国の景気不安が改めて警戒されたもようだ。
また、米追加利上げの可能性が除外されていなかったことも外資の流出懸念を高めた。
一方、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が利上げに慎重な姿勢を示していることが指数をサポートした。
また、通貨レアルが対米ドルで上昇したことも好感された。
【ロシア】MOEX指数 3157.33 +0.64%
25日のロシア株式市場は小反発。
主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比19.96ポイント高(+0.64%)の3157.33ポイントで引けた。
日中の取引レンジは3132.07 - 3158.61となった。
前半はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。
原油価格の上昇が支援材料となった。
また、成長予想の上昇修正も好感された。
最新調査では、2023年7-9月期、10-12月期の成長予想が前回の2.4%、1.5%から3.0%、2.0%に上方修正された。
一方、指数の上値は重い。
地政学リスクの高まりなどが引き続き警戒された。
【インド】SENSEX指数 64886.51 -0.56%
25日のインドSENSEX指数は続落。
前日比365.83ポイント安(-0.56%)の64886.51、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同120.90ポイント安(-0.62%)の19265.80で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや拡大させた。
この日のアジア市場が軟調な値動きを示していることを受け、インド株も売りが先行。
また、米長期金利の上昇も外資の流出懸念を強めた。
ほかに、米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスがインド経済の見通しについて、「非常にがっかり」とコメントしたことがインド株の売り圧力を強めた。
ムーディーズは最新リポートで、インドの格付けを投資適格最下位となる「Baa3」に据え置いた。
インドの財政状況が引き続き脆弱であると指摘した。
【中国本土】上海総合指数 3064.08 -0.59%
25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比18.17ポイント安(-0.59%)の3064.08ポイントと反落した。
上海総合指数は再び年初来安値を更新し、昨年12月23日以来、約8カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。
投資家の慎重スタンスが強まる流れ。
米金融引き締めの長期化観測や、中国指標の発表などが気がかり材料となった。
中国では27日に7月の工業企業利益、31日に8月・製造業PMIが公表される。
25日のブラジル株式市場は続落。
主要株価指数のボベスパ指数は前日比1188.40ポイント安(-1.02%)の115837.20で引けた。
日中の取引レンジは115396.62 - 117252.11となった。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。
最大の輸出相手国である中国の景気不安が改めて警戒されたもようだ。
また、米追加利上げの可能性が除外されていなかったことも外資の流出懸念を高めた。
一方、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が利上げに慎重な姿勢を示していることが指数をサポートした。
また、通貨レアルが対米ドルで上昇したことも好感された。
【ロシア】MOEX指数 3157.33 +0.64%
25日のロシア株式市場は小反発。
主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比19.96ポイント高(+0.64%)の3157.33ポイントで引けた。
日中の取引レンジは3132.07 - 3158.61となった。
前半はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。
原油価格の上昇が支援材料となった。
また、成長予想の上昇修正も好感された。
最新調査では、2023年7-9月期、10-12月期の成長予想が前回の2.4%、1.5%から3.0%、2.0%に上方修正された。
一方、指数の上値は重い。
地政学リスクの高まりなどが引き続き警戒された。
【インド】SENSEX指数 64886.51 -0.56%
25日のインドSENSEX指数は続落。
前日比365.83ポイント安(-0.56%)の64886.51、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同120.90ポイント安(-0.62%)の19265.80で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや拡大させた。
この日のアジア市場が軟調な値動きを示していることを受け、インド株も売りが先行。
また、米長期金利の上昇も外資の流出懸念を強めた。
ほかに、米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスがインド経済の見通しについて、「非常にがっかり」とコメントしたことがインド株の売り圧力を強めた。
ムーディーズは最新リポートで、インドの格付けを投資適格最下位となる「Baa3」に据え置いた。
インドの財政状況が引き続き脆弱であると指摘した。
【中国本土】上海総合指数 3064.08 -0.59%
25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比18.17ポイント安(-0.59%)の3064.08ポイントと反落した。
上海総合指数は再び年初来安値を更新し、昨年12月23日以来、約8カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。
投資家の慎重スタンスが強まる流れ。
米金融引き締めの長期化観測や、中国指標の発表などが気がかり材料となった。
中国では27日に7月の工業企業利益、31日に8月・製造業PMIが公表される。