[上海 28日 ロイター] - 中国株式市場は28日、大幅高で取引を開始した。当局が週末に市場てこ入れ策を発表したことから投資家心理が上向いている。
中国財政省は27日、株式取引にかかる0.1%の印紙税を28日から50%引き下げると発表。「資本市場を活性化し、投資家の信頼を高めるため」と説明した。
上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数は5.5%高で始まり、11月以来の高値を付けた。香港ハンセン指数も3.1%高で取引を開始した。
一方、中国証券監督管理委員会(証監会)は新規株式公開(IPO)のペースを抑制し、主要株主の株式保有削減を一段と規制すると発表した。