[上海 4日 ロイター] - 中国の北京証券取引所50指数が4日、約6%急伸し、1日としては過去最高のパフォーマンスとなる水準で推移している。証券監督当局が上場規則緩和などの改革措置を発表したことを受けた。
中国証券監督管理委員会(証監会)は1日、北京証取の革新を促して資本市場を活性化し投資家の信頼を高める方針を示した。
中国では景気回復が失速する中、不動産セクターを巡る危機が深刻化しており、過去数週間に一連の市場・経済支援策が打ち出されている。
北京証取は革新志向の強い中小企業向けの主要なプラットフォームとして2年前に始動した。50指数は昨年4月の導入以降では依然として約15%下落している。
証監会は北京証取の上場規則を緩和して市場の流動性を高めるとともに、上場企業の質を向上させ、市場の取引メカニズムを最適化するとしている。
ロング・バンブー・テクノロジー・グループ、Hunan Wuxin Tunnel Intelligent Equipment Co、Weihai Bangde Cooling System Coは20─30%高。