[香港 5日 ロイター] - 経営危機に陥っている中国不動産開発大手、碧桂園(カントリー・ガーデン)は5日、ドル建て債2本の利払い(総額2250万ドル)期限を迎える。
同社は人民元建て債で返済延長が認められ、デフォルト(債務不履行)を回避したばかり。
ドル建て債2本に関しては先月6日が期日だった利払いが履行できず、30日の猶予期間が5日に終わる。
猶予期間終了前に支払いができなければデフォルトに陥り、他のドル建て債保有者から支払いの前倒しを要求されるリスクがあると、債券保有者や弁護士は指摘する。
碧桂園は現時点でコメント要請に応じていない。