[パリ 6日 ロイター] - フランスの自動車大手ルノーは6日、同社が進めている電動バンのプロジェクトに同業ボルボと海運大手のCMA CGMが参加すると発表した。
ルノーとボルボは折半出資で合弁会社を設立する拘束力のある契約に調印。今後3年間でそれぞれ3億ユーロ(3億1600万ドル)を投資する。
CMA CGMは、この合弁会社に参加する拘束力のない趣意書に調印した。輸送・物流の脱炭素化を重視する同社のエネルギーファンド「PULSE」を通じて1億2000万ユーロを投資する。
ルノーは2026年にルノー、日産ブランド向けに新型電動バンを投入する計画を進めている。
ルノーとボルボの合弁会社は、規制当局の認可手続きを経て来年初めに立ち上げる予定。その後、CMA CGMが合弁会社に参加する。
生産開始は2026年の予定。合弁会社の拠点はフランスに置く。
CMA CGMの参加時期や出資比率は不明。