[北京 9日 ロイター] - カタールの政府系ファンドであるカタール投資庁は、中国の小売り、ヘルスケア、ハイテク、物流セクターへの投資機会を模索している。
同庁傘下のカタール投資庁アドバイザリー(アジア太平洋)の幹部が北京で開催された財新サミットで9日明らかにした。
公共・民間部門の企業が投資対象になる可能性がある。
中東諸国は石油依存からの脱却と中国企業との提携を通じた新産業の振興を目指しており、中国で投資活動を活発化している。
中国の株式ファンドも、中東の投資家からの資金集めを目指している。米中関係の緊張などを背景に米国の投資家が中国から資金を引き揚げていることが背景だ。