[ロンドン/東京 14日 ロイター] - 日英伊は次期戦闘機の共同開発に関する条約に署名した。2035年までに初号機の配備開始を目指す。3カ国の防衛相が14日に発表した。
発表によると、事業体の本部は英国に設置され、初代トップには日本人が就くという。条約は各国の議会や国会による批准が必要となる。
来日した英国のシャップス、イタリアのクロセット両国防相と会談した木原稔防衛相は、安全保障環境の厳しさに触れ、航空面で優位を確保することの重要性を強調。初代トップ人事にはコメントしなかった。
開発には三菱重工業、三菱電機、IHIが参画。BAEシステムズ、レオナルド、MBDA、ロールスロイス、アビオエアロも加わる。