Yantoultra Ngui Selena Li
[シンガポール/香港 20日 ロイター] - ドイツ銀行は20日、インドネシア事業の資本金を10兆ルピア(6億4500万ドル)に倍増したことを明らかにした。
増資により成長を下支えし、顧客へのサービスを拡充できるとしている。
同行にとって、アジア太平洋地域で今年3度目の増資となる。5月にはホーチミン支店の資本金を2億ドル以上に倍増。9月にはソウル支店の資本コミットメントを36%増やし1億5900万ドルとした。
同行幹部は、顧客にとってアジア太平洋地域の重要性が増しており、事業を拡大していると指摘。「アジアで成長著しいインドネシア経済には長期的な商機がある。資源で強みを確立していることに加え、テクノロジーやEV(電気自動車)製造など新興産業も重視している」と述べた。