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東証がプライム企業の英文開示で義務化案 決算短信など日英同時に

発行済 2024-01-18 07:29
更新済 2024-01-18 07:36
© Reuters.  1月17日、  東証が、プライム市場に上場する企業を対象に重要情報の英文開示を義務化する案が明らかになった。写真は東京証券取引所。2020年10月撮影(2024年 ロイタ
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Noriyuki Hirata

[東京 17日 ロイター] - 東証が、プライム市場に上場する企業を対象に重要情報の英文開示を義務化する案が明らかになった。投資判断に重要な開示情報を、日本語と同時に英語で開示するようにする。2月下旬に制度要綱を公表する予定。17日開催の市場区分見直しのフォローアップ会議で示した。

決算情報は、2025年3月に終了する事業年度の通期決算短信から、適時開示情報は、25年3月に終了する事業年度の末日の翌日から適⽤する。

© Reuters.  1月17日、  東証が、プライム市場に上場する企業を対象に重要情報の英文開示を義務化する案が明らかになった。写真は東京証券取引所。2020年10月撮影(2024年 ロイター/Issei Kato)

重要な開示情報について、日英同時の開示に努めるよう規定する方向。企業の実務上の負荷も考慮し、投資判断への影響が大きく速報性を求められる決算情報と、適時開示情報の英文開示を、まず義務化する考え。全書類、全文の日英同時開示が望まれるとしたが、日本語での開示内容の一部や概要を英語で開示することも可としている。

昨年10月末時点の調査では、決算短信で91.7%、適時開示資料で50.3%の企業が、全部か一部を英文で開示していた。

制度変更後の英文開示の状況は定期的にモニタリングする。有価証券報告書など対象書類の拡大や対応期限の設定などの拡充についても継続的に検討する。初回のモニタリングは3月期決算企業の初回の開示状況を踏まえ、25年夏を想定する。

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