[23日 ロイター] - 極東ロシアの石油・天然ガス開発事業「サハリン2」の運営会社は液化天然ガス(LNG)のアジア向け長期契約価格の引き上げを望んでいる。ブルームバーグ・ニュースが23日伝えた。これにより日本と韓国でエネルギー価格が上昇する可能性があるという。
報道によると、北アジアの顧客との話し合いは5年ごとに行われる定期的な価格見直しの一環として昨年末に始まった。
ロシア側は前回の価格見直し時に比べてガス市場が逼迫しているとみているが、買い手側はまだ価格引き上げを受け入れていない。
長期契約LNG価格として、一般的な水準である北海ブレント原油価格の14%のレンジを求めている。現在の価格は13%のレンジ。