🔥 プレミアムなAIの力による株式選択を、InvestingProから今なら最大50endbold%特別セールを請求する

TOPIX採用企業の今期純利益12.6%増、円安や値上げで過去最高ペース=SMBC日興集計

発行済 2024-02-08 17:56
更新済 2024-02-08 18:00
© Reuters.
TOPX
-

[東京 8日 ロイター] - SMBC日興証券の集計によると、TOPIXを構成する3月決算企業の2024年3月期の通期純利益予想は前年比12.6%増の46兆9237億円で、過去最高を更新するペースとなっている。円安や値上げ、インバウンド需要の回復などが寄与する。

7日までの発表分(786社、開示率55.0%)に、今後発表する企業の従来予想を加味して試算した。「昨年度からの業績回復基調を続けている」と、SMBC日興証券株式調査部の安田光氏は指摘する。

7日までの開示分の集計では、前年比8.4%増。金融を除くと7.7%増となる。内訳は、製造業が同16.8%増となる一方、非製造業は同2.4%減。純利益ベースの会社予想で上方修正を発表したのは154社で、下方修正は78社だった。

自動車などの輸送用機器や機械は円安や値上げなどが寄与、料金値上げのタイムラグの影響で電気・ガスが黒字転換する。陸運、小売りの進捗率はインバウンド回復などで高く、利ざや改善が期待される銀行も増益予想となっている。

© Reuters.  2月8日、SMBC日興証券の集計によると、TOPIXを構成する3月決算企業の2024年3月期の通期純利益予想は前年比12.6%増の46兆9237億円で、過去最高を更新するペースとなっている。写真は同証券のロゴ。都内で2017年12月撮影(2024年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

一方、コロナ禍での運賃上昇の反動を受ける海運や、資源高の反動がある商社など卸売は減益が見込まれるが「もともとみていた水準から落ち込んでいるわけではない」(安田氏)と受け止められている。

電機セクターは増益幅が小幅にとどまり「中国景気の底打ちや米国を中心とした設備投資需要の回復が焦点」(同)という。

2023年4―12月期実績の純利益は20.0%増で、進捗率は84.4%となっている。金融を除けば17.4%増。内訳は製造業が20.5%増、非製造業は13.7%増で、こちらも製造業の寄与が大きかった。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます