David Shepardson
[ワシントン 8日 ロイター] - 米バイデン政権は8日、生成人工知能(AI)の安全な開発と展開を支援する「AI安全研究所コンソーシアム(AISIC)」への参加企業を公表した。
参加するのは200以上の事業体で、オープンAI、アルファベット傘下のグーグル、マイクロソフト、メタ・プラットフォームズ、アップルのほか、アマゾン・ドット・コムやエヌビディア、JPモルガン・チェースなども含まれる。
レモンド商務長官は「リスクを軽減し、AIの巨大な可能性を活用するために必要な基準を設定し、ツールを開発する上で、米政府は重要な役割を担っている」とする声明を発表した。
AISICには主要学術機関や政府機関も参加し、米国人工知能安全研究所(USAISI)の下に置かれる。
昨年10月の大統領令で示されたAIの能力評価やリスク管理、合成コンテンツの電子透かし技術などに関するガイドラインの策定を含む優先課題に取り組む。