[25日 ロイター] - (カッコ内は前営業日比) FT100種総合株価指数(ロンドン) .FTSE 終値 6109.01(+147.52) 前営業日終値 5961.49(‐70.75) クセトラDAX指数(フランクフルト) .DAX 終値 9688.53(+260.89) 前営業日終値 9427.64(‐184.98) CAC40種平均指数(パリ) .FCHI 終値 4480.66(+133.42) 前営業日終値 4347.24(‐85.59)
<ロンドン株式市場> FT100種総合株価指数 .FTSE が147.52ポイント (2.47%)高の6109.01で取引を終えた。8月27日以来の大きな上げとなっ た。原油価格が持ち直したことでエネルギー株が買われたほか、市場予想を上回る上方修 正となった第2・四半期の米国内総生産(GDP)確報値の発表で市場心理が好転した。 金融株が買われ、バークレイズ BARC.L とHSBC HSBA.L はともに3%を超える値 上がりとなった。ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS) RBS.L は2.7 %上昇した。 原油・天然ガス株指数 .FTNMX0530 は1.99%高。個別銘柄では石油大手BP
<欧州株式市場> 反発して取引を終えた。世界経済の減速懸念が後退したことに加 え、自動車関連の売りが落ち着いたことが、全体水準を押し上げた。 STOXX欧州600自動車・部品株指数 .SAXP は2.49%上昇。ただ、排ガス 不正問題を抱えるドイツのフォルクスワーゲン(VW) VOWG_p.DE はこの日も売りが続 き、株価は4.3%下落した。ドイツの運輸相がこの日、VWはこれまでの予測より多い 約280万台のディーゼル車で不正を働いたと述べたことが嫌気された。 VW問題の波及が不安視され、自動車株はこれまでに時価総額で300億ユーロ超が 吹き飛んだ。自動車・部品株指数は週間ベースで4年ぶりの大きな落ち込みとなった。