Tatiana Bautzer
[ニューヨーク 5日 ロイター] - 米シティグループのジェーン・フレーザー最高経営責任者(CEO)は5日の投資家向け説明会で、第1・四半期に投資銀行手数料収入が前期比で10%台前半の増加を記録する見込みだと述べた。
一方、マーケット部門の収入は、好調だった前年同期から8─12%減少するとの見通しも示した。
第1・四半期の業績全体は予想を上回る公算が大きいと語った。
フレーザー氏によると、同社が進めてきた抜本的な組織改革は今月末までに完了する予定。これには、5部門への再編と組織の簡素化、一部の委員会の廃止、重複する役職の廃止などが含まれた。
フレーザー氏はまた、同社がデータ統治の向上、リスクと管理の改善、自動化に注力していると述べた。