Saeed Azhar
[ニューヨーク 6日 ロイター] - 米金融大手バンク・オブ・アメリカ(BofA)は6日、第1・四半期に投資銀行の収入が10─15%増加するとの見通しを示した。競合するシティグループとJPモルガン・チェースも投資銀行手数料について従来より楽観的な予想を示している。
BofAのアラステア・ボースウィック最高財務責任者(CFO)は「資本市場の活動が良くなっている」と指摘した。
マーケット部門は株式取引がけん引して堅調に推移する見込みで、非常に好調だった前年同期比で収入が横ばいになる見通し。
純金利収入(NII)は会社予想である139億─140億ドルの後半になるとみられている。2023年第4・四半期は、預貸利ざやがマイナスだったことからNIIが5%減の139億ドルとなった。