*09:50JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、投資家の慎重スタンスが継続する流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 128339.76 -0.43%
7日のブラジル株式市場は小反落。
主要株価指数のボベスパ指数は前日比550.47ポイント安(-0.43%)の128339.76で引けた。
日中の取引レンジは128032.56-129187.69となった。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。
弱い貿易統計が指数の足かせに。
また、ボベスパ指数が過去最高値水準で推移しており、過熱感から利益確定売り圧力も高まった。
一方、指数の下値は限定的。
欧米の利下げ期待の高まりが好感された。
また、通貨レアル高の進行も支援材料となった。
【ロシア】MOEX指数 3315.68 +0.15%
7日のロシア株式市場は7日続伸。
主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比5.10ポイント高(+0.15%)の3315.68ポイントで引けた。
日中の取引レンジは3,303.93-3,317.73となった。
買いが先行した後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。
欧米の利下げ期待の高まりが好感され、買いは継続した。
一方、指数の上値は重い。
連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。
また、原油価格の下落も資源セクターの足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 74119.39 +0.05%
7日のインドSENSEX指数は小幅続伸。
前日比33.40ポイント高(+0.05%)の74119.39、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同19.50ポイント高(+0.09%)の22493.55で取引を終えた。
売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。
両指数とも過去最高水準で推移しており、過熱感から利益確定売り圧力は強まった。
また、成長の鈍化観測なども足かせとなった。
2024年度の成長率は6.8%に鈍化すると予測されている。
【中国本土】上海総合指数 3027.40 -0.41%
7日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比12.53ポイント安(-0.41%)の3027.40ポイントと続落した。
投資家の慎重スタンスが継続する流れ。
米国の対中圧力が不安視された。
バイデン米政権はこのところ、自動車やバイオテクノロジー、半導体などの分野で中国に対する規制を強化しつつある。
米上下両院の超党派グループが提出した特定の中国バイオテクノロジー企業が米連邦政府と契約を結ぶことを制限する「バイオセキュア法案」に関し、その手続きは進展していると伝わった。
中国の王毅・政治局員兼外交部長は7日の記者会見で、「強権的な行為には断固として反対する」と米国を批判している。
ただ、下値を叩くような売りはみられない。
中国経済対策の期待感が支えだ。
中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝・総裁は6日の記者会見で、「今後さらに預金準備率を引き下げる余地がある」と述べ、金融緩和を一段と進める可能性を示唆している。
取引時間中に公表された今年1-2月の中国貿易統計に関しては、米ドル建ての輸出入が予想を上回ったものの、これを好感する買いは限定された。
7日のブラジル株式市場は小反落。
主要株価指数のボベスパ指数は前日比550.47ポイント安(-0.43%)の128339.76で引けた。
日中の取引レンジは128032.56-129187.69となった。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。
弱い貿易統計が指数の足かせに。
また、ボベスパ指数が過去最高値水準で推移しており、過熱感から利益確定売り圧力も高まった。
一方、指数の下値は限定的。
欧米の利下げ期待の高まりが好感された。
また、通貨レアル高の進行も支援材料となった。
【ロシア】MOEX指数 3315.68 +0.15%
7日のロシア株式市場は7日続伸。
主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比5.10ポイント高(+0.15%)の3315.68ポイントで引けた。
日中の取引レンジは3,303.93-3,317.73となった。
買いが先行した後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。
欧米の利下げ期待の高まりが好感され、買いは継続した。
一方、指数の上値は重い。
連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。
また、原油価格の下落も資源セクターの足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 74119.39 +0.05%
7日のインドSENSEX指数は小幅続伸。
前日比33.40ポイント高(+0.05%)の74119.39、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同19.50ポイント高(+0.09%)の22493.55で取引を終えた。
売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。
両指数とも過去最高水準で推移しており、過熱感から利益確定売り圧力は強まった。
また、成長の鈍化観測なども足かせとなった。
2024年度の成長率は6.8%に鈍化すると予測されている。
【中国本土】上海総合指数 3027.40 -0.41%
7日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比12.53ポイント安(-0.41%)の3027.40ポイントと続落した。
投資家の慎重スタンスが継続する流れ。
米国の対中圧力が不安視された。
バイデン米政権はこのところ、自動車やバイオテクノロジー、半導体などの分野で中国に対する規制を強化しつつある。
米上下両院の超党派グループが提出した特定の中国バイオテクノロジー企業が米連邦政府と契約を結ぶことを制限する「バイオセキュア法案」に関し、その手続きは進展していると伝わった。
中国の王毅・政治局員兼外交部長は7日の記者会見で、「強権的な行為には断固として反対する」と米国を批判している。
ただ、下値を叩くような売りはみられない。
中国経済対策の期待感が支えだ。
中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝・総裁は6日の記者会見で、「今後さらに預金準備率を引き下げる余地がある」と述べ、金融緩和を一段と進める可能性を示唆している。
取引時間中に公表された今年1-2月の中国貿易統計に関しては、米ドル建ての輸出入が予想を上回ったものの、これを好感する買いは限定された。