[20日 ロイター] - 米国株式市場は主要3指数とも続伸して取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)が金利据え置きを決定すると同時に、引き続き年内に少なくとも0.75%ポイントの利下げを想定していることを示したことで押し上げられた。
FRBは声明で、インフレ率は依然高止まりしていると指摘し、経済成長率予測は前回から引き上げ、失業率予測は引き下げた。
株価はパウエル議長の発言を受けて一段高となった。議長は最新のインフレデータは、インフレが平坦ではない道のりを経て2%に低下するとの見方を変えない内容だと述べた。
市場関係者は、パウエル議長のインフレと労働市場に関する発言や、保有債券縮小ペースを鈍化させる可能性を議長が示したことを受けて安心感が広がったと指摘した。
S&Pの主要11セクター中9セクターが上昇し、5セクターが1%超上昇した。一般消費財は1.5%高で上げを主導した。一方、ヘルスケアセクターは0.23%安と下げが目立った。
一般消費財ではアマゾン・ドット・コムの上げが目立ち、1.3%高となった。
テスラは2.5%高。同社は中国製モデルYの価格を4月から5000元(694.55ドル)引き上げるとロイターに確認した。
チポトレ・メキシカン・グリルは3.5%高。株式分割を取締役会が承認したことを受けた。
ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を3.76対1の比率で上回った。
米取引所の合算出来高は116億7000万株。直近20営業日の平均は122億株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 39512 +401. +1.03 39072 39529 3898
.13 37 .05 .13 8.65
前営業日終値 39110
.76
ナスダック総合 16369 +202. +1.25 16185 16377 1612
.41 62 .76 .44 7.48
前営業日終値 16166
.79
S&P総合500種 5224. +46.1 +0.89 5181. 5226. 5171
62 1 69 19 .55
前営業日終値 5178.
51
ダウ輸送株20種 15820 +280. +1.80
.31 38
ダウ公共株15種 858.7 -0.92 -0.11
2
フィラデルフィア半導体 4788. +75.3 +1.60
18 8
VIX指数 13.04 -0.78 -5.64
S&P一般消費財 1477. +21.1 +1.45
59 7
S&P素材 576.9 +5.57 +0.98
4
S&P工業 1053. +12.6 +1.21
40 3
S&P主要消費財 810.9 +1.89 +0.23
9
S&P金融 692.1 +8.49 +1.24
0
S&P不動産 244.7 +0.94 +0.39
3
S&Pエネルギー 703.3 -0.63 -0.09
2
S&Pヘルスケア 1697. -3.96 -0.23
30
S&P通信サービス 284.5 +3.55 +1.26
2
S&P情報技術 3847. +43.8 +1.15
26 4
S&P公益事業 324.5 +0.42 +0.13
5
NYSE出来高 10.31
億株
シカゴ日経先物6月限 ドル建て 40385 + 785 大阪比
シカゴ日経先物6月限 円建て 40335 + 735 大阪比