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テスラ、オートパイロット中のアップル技術者死亡事故巡り和解

発行済 2024-04-09 12:22
更新済 2024-04-09 12:28
© Reuters.  4月8日、米電気自動車(EV)大手テスラは、2018年に米アップルの技術者が同社のスポーツタイプ多目的車(SUV)「モデルX」でオートパイロット機能を有効にして運転中に
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[8日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラは、2018年に米アップルの技術者が同社のスポーツタイプ多目的車(SUV)「モデルX」でオートパイロット機能を有効にして運転中にサンフランシスコ郊外の高速道路から外れて障壁に衝突して死亡した事故を巡る訴訟で、原告と和解した。裁判所の資料で8日、明らかになった。

和解の条件は公表されていない。

© Reuters.  4月8日、米電気自動車(EV)大手テスラは、2018年に米アップルの技術者が同社のスポーツタイプ多目的車(SUV)「モデルX」でオートパイロット機能を有効にして運転中にサンフランシスコ郊外の高速道路から外れて障壁に衝突して死亡した事故を巡る訴訟で、原告と和解した。写真はテスラのロゴ。米カリフォルニア州 ロサンゼルスで2018年1月撮影(2024 ロイター/Lucy Nicholson)

事故ではアップルの技術者だったウォルター・ファンさん(当時38歳)が死亡。遺族は、事故を起こした2017年式のモデルXはオートパイロット機能に誘導されて高速道路から外れて障壁に衝突したと主張。遺族の弁護人は、運転手がオートパイロット機能を指示通りに使わなかったり、使えなかったりする可能性が高いことをテスラが理解していたかどうかや、運転手を守るためにテスラがどのような措置を講じたかについて、疑問を提起していた。

これに対しテスラは、ファンさんは事故直前にビデオゲームを利用中だったため、オートパイロット機能を正しく使っていなかったと主張していた。

原告の弁護人とテスラはコメント要請に返答していない。テスラはオートパイロット機能の使用に関連するとされる衝突事故を巡る複数の訴訟を抱えている。

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