*12:04JST 日経平均は大幅高で3日続伸、半導体株がけん引し38300円台まで上昇
日経平均は大幅高で3日続伸。
前日比777.23円高(+2.07%)の38329.39円(出来高概算8億8000万株)で前場の取引を終えている。
米国株式市場は続伸。
ダウ平均は263.71ドル高(+0.69%)の38503.69ドル、ナスダックは245.33ポイント高(+1.59%)の15696.64、S&P500は59.95ポイント高
(+1.20%)の5070.55で取引を終了した。
4月PMI速報値が予想外に悪化したため利下げ期待が再燃し、長期金利低下に伴い買われ、寄り付き後、上昇。
金利先安観や主要ハイテク企業の決算を期待した買いにナスダックも上昇し、相場は終日堅調に推移した。
終盤にかけ上げ幅を拡大し終了。
ナスダック上昇や、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が前日比2.21%高と反発基調を強めたことなどが材料視されて、東京市場は買い優勢で取引を開始。
決算発表後の米テスラが時間外取引で買われたことから安心感も広がり、半導体株がそろって上昇し日経平均をけん引。
日経平均は上げ幅を拡大し38000円台を回復し、プライム市場の売買代金も2.2兆円と前日比で大幅に増加した
日経平均採用銘柄では、ニコン (TYO:7731)は英投資ファンドが同社株を5.02%取得したと分かったことで急騰。
HOYA (TYO:7741)は一部証券会社が投資判断「Buy」としたことで買われた。
また、ルネサスエレクトロニクス (TYO:6723)、東京エレクトロン (TYO:8035)、ディスコ (TYO:6146)、アドバンテスト (TYO:6857)、スクリーンHD (TYO:7735)など半導体株も上昇。
日経平均採用以外の銘柄では、野村マイクロ (TYO:6254)が好業績と大幅増配予想が材料視されてストップ高となった。
一方、CB発行で1000億円調達と発表したことでレゾナック (TYO:4004)が急落。
ニデック (TYO:6594)は決算がややネガティブ視されて売られたほか、旭化成 (TYO:3407)、デンカ (TYO:4061)、花王 (TYO:4452)、アステラス製薬 (TYO:4503)がさえない。
セクター別では、精密機器、電気機器、機械、輸送用機器、卸売業、ガラス・土石製品などが上昇した一方、電気・ガス業、空運業、陸運業、鉄鋼、非鉄金属などが下落した。
為替は1ドル154円80銭台でこう着感を強めている。
明日25日から26日まで、日本銀行の金融政策決定会合が開催されることから様子見姿勢が強まっているようだ。
市場では、発表される「経済・物価情勢の展望(展望レポート)」にて、物価見通しの引き上げが行われると見込まれている。
サプライズは乏しいとの見方が強いものの、一部では、植田和男日銀総裁が、足元の為替に対する言及(口先介入)を行う可能性が浮上。
来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)では「ややタカ派」な会合になると予想されていることで、先んじて植田日銀総裁が円安をけん制する発言を行う可能性はある。
後場の東京市場は、為替動向を睨みつつ、38000円台での値固めを試す展開となろう。
前日比777.23円高(+2.07%)の38329.39円(出来高概算8億8000万株)で前場の取引を終えている。
米国株式市場は続伸。
ダウ平均は263.71ドル高(+0.69%)の38503.69ドル、ナスダックは245.33ポイント高(+1.59%)の15696.64、S&P500は59.95ポイント高
(+1.20%)の5070.55で取引を終了した。
4月PMI速報値が予想外に悪化したため利下げ期待が再燃し、長期金利低下に伴い買われ、寄り付き後、上昇。
金利先安観や主要ハイテク企業の決算を期待した買いにナスダックも上昇し、相場は終日堅調に推移した。
終盤にかけ上げ幅を拡大し終了。
ナスダック上昇や、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が前日比2.21%高と反発基調を強めたことなどが材料視されて、東京市場は買い優勢で取引を開始。
決算発表後の米テスラが時間外取引で買われたことから安心感も広がり、半導体株がそろって上昇し日経平均をけん引。
日経平均は上げ幅を拡大し38000円台を回復し、プライム市場の売買代金も2.2兆円と前日比で大幅に増加した
日経平均採用銘柄では、ニコン (TYO:7731)は英投資ファンドが同社株を5.02%取得したと分かったことで急騰。
HOYA (TYO:7741)は一部証券会社が投資判断「Buy」としたことで買われた。
また、ルネサスエレクトロニクス (TYO:6723)、東京エレクトロン (TYO:8035)、ディスコ (TYO:6146)、アドバンテスト (TYO:6857)、スクリーンHD (TYO:7735)など半導体株も上昇。
日経平均採用以外の銘柄では、野村マイクロ (TYO:6254)が好業績と大幅増配予想が材料視されてストップ高となった。
一方、CB発行で1000億円調達と発表したことでレゾナック (TYO:4004)が急落。
ニデック (TYO:6594)は決算がややネガティブ視されて売られたほか、旭化成 (TYO:3407)、デンカ (TYO:4061)、花王 (TYO:4452)、アステラス製薬 (TYO:4503)がさえない。
セクター別では、精密機器、電気機器、機械、輸送用機器、卸売業、ガラス・土石製品などが上昇した一方、電気・ガス業、空運業、陸運業、鉄鋼、非鉄金属などが下落した。
為替は1ドル154円80銭台でこう着感を強めている。
明日25日から26日まで、日本銀行の金融政策決定会合が開催されることから様子見姿勢が強まっているようだ。
市場では、発表される「経済・物価情勢の展望(展望レポート)」にて、物価見通しの引き上げが行われると見込まれている。
サプライズは乏しいとの見方が強いものの、一部では、植田和男日銀総裁が、足元の為替に対する言及(口先介入)を行う可能性が浮上。
来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)では「ややタカ派」な会合になると予想されていることで、先んじて植田日銀総裁が円安をけん制する発言を行う可能性はある。
後場の東京市場は、為替動向を睨みつつ、38000円台での値固めを試す展開となろう。