[30日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は上級幹部を削減し、従業員数百人を追加でレイオフ(一時解雇)する。マスク氏が送った電子メールの内容をニュースサイト「ザ・インフォメーション」が30日伝えた。
マスク氏は販売の落ち込みとレイオフのペースに不満を抱いているという。
報道によると、スーパーチャージャー部門のシニアディレクター、レベッカ・ティナッシ氏と新製品担当責任者ダニエル・ホー氏が30日に退職する。
マスク氏はスーパーチャージャー部門に所属する約500人を含め、両氏の部下は全員解雇されると伝えた。
「これらの措置によって人員削減とコスト削減について、絶対的な強硬姿勢で臨む必要があることが明らかになることを望む」とし、「一部の幹部はこれについて真剣に考えているが、大半はそうではない」と指摘した。
退職したローハン・パテル氏が率いていた公共政策チームも解散する。