11時00分現在の日経平均株価は18767.95円(前週末比315.15円安)で推移している。
10月30日の米国市場では銀行株に売りが広がり、NYダウは92ドル安となった。
1日に発表された中国の経済指標がさえなかったこともあり、日経平均は利益確定売りが先行して255円安でスタートした。
寄り付き後も押し目買いの動きは強まらず、一時18735.60(同347.50円安)まで下落する場面があった。
前場中に発表された中国の10月財新製造業PMI(購買担当者景気指数)は48.3となり、市場予想を上回った。
個別では、三菱UFJ (T:8306)、みずほ (T:8411)、三井住友 (T:8316)といったメガバンク株が3%前後下げているほか、トヨタ自 (T:7203)、ソフトバンクグ (T:9984)、ソニー (T:6758)などが軟調。
前週末に決算発表したヤフー (T:4689)が7%下げているほか、川崎汽 (T:9107)が8%安、新日鉄住金 (T:5401)が5%安と下げが目立つ。
また、宇徳 (T:9358)、日東工 (T:6651)、タケエイ (T:2151)などが東証1部下落率上位となっている。
一方、任天堂 (T:7974)、塩野義薬 (T:4507)、富士重 (T:7270)、NTTドコモ (T:9437)、OLC (T:4661)などが堅調。
決算発表を受けて村田製 (T:6981)や日東電 (T:6988)が4%前後上昇しているほか、イビデン (T:4062)が7%超の上昇に。
また、リソー教育 (T:4714)、SMS (T:2175)、FCC (T:7296)などが東証1部上位率上位となっている。