[日本インタビュ新聞社] - ■ライフサイエンス・ヘルスケア顧客へのソリューション提供開始、グローバル事業展開を加速
テクノスジャパン<3666>(東証プライム)は7月9日、欧州市場におけるCRM事業の進出を推進するためにTecnos Europe B.V.を設立し、オランダのTrueson B.V.(アムステルダム、Founder/CEO:Son Truong)を買収すると発表。この戦略的買収は、テクノスジャパングループのグローバル市場における存在感を強化し、グローバルに事業展開を行っている顧客に対して、提供価値の向上を目指していくもの。
今回の買収により、テクノスジャパンは欧州・ベトナム市場への足掛かりを獲得し、新たなCRM事業領域としてライフサイエンス・ヘルスケア顧客へのソリューション提供を開始する。また、ライフサイエンス・ヘルスケアに専門性を有する人財を獲得することで、日本・北米市場においても同領域での事業を拡大し、新たな事業シナジーを創出することを目指していく。Trueson社は、CRMにおけるライフサイエンス・ヘルスケア市場で高い評価を受けており、大手製薬企業やライフサイエンス・ヘルスケア企業を顧客に持ち、SalesforceやVeeva、IQVIA OCEの導入サービスなどを提供している。
テクノスジャパングループは、日本市場を主軸とするテクノスジャパン、北米・インド市場を主軸とするLirikに加え、欧州・ベトナム市場を主軸とするTrueson社を加えることで、グローバル展開を加速させる。吉岡社長は「Trueson社の実績を高く評価し、テクノスジャパンの事業ポートフォリオに加わることで、グローバルでの競争力がさらに高まる」と述べている。Trueson社のSon Truong CEOも、「専門知識と経営資源を組み合わせることで、より広範なサービスと技術力強化が可能になる」と述べ、両社の協力によるグローバル展開への期待を示した。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)