*08:32JST 資金シフトの動きが本格化で出遅れ銘柄を探る動き
18日の日本株市場は、米ハイテク株安の影響から売り一巡後も不安定な相場展開になりそうだ。
17日の米国市場は、NYダウが243ドル高、ナスダックは512ポイント安だった。
米連邦準備理事会(FRB)による早期利下げ期待が根強いなか、ソフトランディング期待を受けた買いからNYダウは連日で史上最高値を更新。
予想を上回る決算を発表したジョンソン・アンド・ジョンソンが買われ、NYダウを押し上げた。
一方で、半導体株の下げが広がるなか、ナスダック指数は大幅に下落した。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比840円安の40240円。
円相場は1ドル156円00銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り先行で始まることになりそうだ。
米国では大型テック株のほか、エヌビディアなど半導体株が売られており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への重荷になろう。
昨日は東エレク (TYO:8035)が大幅安となり、日経平均株価を押し下げる格好だったが、米国においてもハイテク株売りによる資金シフトの動きが本格化するなか、売り一巡後の押し目狙いの買いも入れづらいところである。
日経225先物はナイトセッションで一時40140円まで売られており、週足のボリンジャーバンドの+1σ(40100円)水準まで下げてきたほか、25日線(39950円)に接近してきたため過熱感は後退した。
節目の4万円を下回る可能性はありそうだが、いったんは調整一巡感が意識されやすいところであろう。
ただし、指数インパクトの大きい値がさハイテク株へのリバウンド狙いの動きは限られると考えられ、バリュー株などに資金が向かいやすいことから、日経平均株価のリバウンドは限られそうである。
また、足もとのローテーションの動きから上昇が続いていたラッセル2000指数も下落したため、直近でリバウンド基調を強めていたグロース250指数も利食いが入りやすいところである。
もっとも、グロース250指数は前日までの上昇で52週線を捉えてきており、いったんは利食いが入りやすい水準であり、押し目狙いのスタンスに向かわせよう。
為替市場においても昨日のトランプ前大統領によるドル高是正発言をきっかけに円高に振れており、ローテーションが本格化するなか、出遅れている銘柄を探る流れに向かわせそうだ。
17日の米国市場は、NYダウが243ドル高、ナスダックは512ポイント安だった。
米連邦準備理事会(FRB)による早期利下げ期待が根強いなか、ソフトランディング期待を受けた買いからNYダウは連日で史上最高値を更新。
予想を上回る決算を発表したジョンソン・アンド・ジョンソンが買われ、NYダウを押し上げた。
一方で、半導体株の下げが広がるなか、ナスダック指数は大幅に下落した。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比840円安の40240円。
円相場は1ドル156円00銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り先行で始まることになりそうだ。
米国では大型テック株のほか、エヌビディアなど半導体株が売られており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への重荷になろう。
昨日は東エレク (TYO:8035)が大幅安となり、日経平均株価を押し下げる格好だったが、米国においてもハイテク株売りによる資金シフトの動きが本格化するなか、売り一巡後の押し目狙いの買いも入れづらいところである。
日経225先物はナイトセッションで一時40140円まで売られており、週足のボリンジャーバンドの+1σ(40100円)水準まで下げてきたほか、25日線(39950円)に接近してきたため過熱感は後退した。
節目の4万円を下回る可能性はありそうだが、いったんは調整一巡感が意識されやすいところであろう。
ただし、指数インパクトの大きい値がさハイテク株へのリバウンド狙いの動きは限られると考えられ、バリュー株などに資金が向かいやすいことから、日経平均株価のリバウンドは限られそうである。
また、足もとのローテーションの動きから上昇が続いていたラッセル2000指数も下落したため、直近でリバウンド基調を強めていたグロース250指数も利食いが入りやすいところである。
もっとも、グロース250指数は前日までの上昇で52週線を捉えてきており、いったんは利食いが入りやすい水準であり、押し目狙いのスタンスに向かわせよう。
為替市場においても昨日のトランプ前大統領によるドル高是正発言をきっかけに円高に振れており、ローテーションが本格化するなか、出遅れている銘柄を探る流れに向かわせそうだ。