*09:16JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続伸、中国政府が景気対策を強化するとの観測
【ブラジル】ボベスパ指数 127652.06 -1.39%
18日のブラジル株式市場は反落。
主要株価指数のボベスパ指数は前日比1798.26ポイント安(-1.39%)の127652.06で引けた。
日中の取引レンジは127522.81-129453.81となった。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。
早期の米利下げ期待の後退が圧迫材料。
また、ボベスパ指数指数が過去最高値の水準で推移しており、過熱感から利益確定売り圧力が強まった。
ほかに、通貨レアル安の進行がブラジル株の売り圧力を強めた。
【ロシア】MOEX指数 2980.62 +1.13%
18日のロシア株式市場は3日続伸。
主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比33.38ポイント高(+1.13%)の2980.62ポイントで引けた。
日中の取引レンジは2938.47-2984.15となった。
軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。
MOEX指数は最近の下落で3000ptの大台を割り込んで昨年9月以来の安値水準で推移しており、売られすぎ感から買い戻しは継続。
また、中国政府が景気対策を強化するとの観測も対中輸出の拡大期待を高めた。
一方、欧米との対立激化などが引き続き指数の足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 81343.46 +0.78%
18日のインドSENSEX指数は強含み。
前日比626.91ポイント高(+0.78%)の81343.46、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同187.85ポイント高(+0.76%)の24800.85で取引を終えた。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤プラス圏を回復した。
成長予想の上方修正が支援材料。
国際通貨基金(IMF)は最新リポートで、2024年度のインドの成長予想を6.8%から7.0%に引き上げた。
個人消費なかでも農村部の伸びが加速していることが成長予想の上方修正の理由として挙げられた。
また、アジア開発銀行(ADB)も最新リポートで、インドの財政収支の改善が経済成長に好影響を与えると指摘。
ただ、24年度のインド成長予想を7%に据え置いた。
ほかに、外国人投資家(FII)の買い継続が指数をサポートした。
【中国本土】上海総合指数 2977.13 +0.48%
18日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比14.28ポイント高(+0.48%)の2977.13ポイントと反発した。
当局の相場安定化スタンスが支えとなる流れ。
「国家隊」と呼ばれる政府系ファンドが今週、CSI300指数連動の上場投資信託(ETF)3銘柄を大幅に買い入れたとの観測が流れている。
中期的な重要政策の方針を話し合う第20期中央委員会第3回全体会議(3中全会)の会期中(15-18日)に、当局は相場の安定を図ったとの見方だ。
会議後には今後の政策方針を盛り込んだコミュニケ(声明)が公表され、19日に記者会見が行われるという。
米中関係の悪化懸念などで安く推移していたが、指数は引けにかけてプラスに転じた。
18日のブラジル株式市場は反落。
主要株価指数のボベスパ指数は前日比1798.26ポイント安(-1.39%)の127652.06で引けた。
日中の取引レンジは127522.81-129453.81となった。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。
早期の米利下げ期待の後退が圧迫材料。
また、ボベスパ指数指数が過去最高値の水準で推移しており、過熱感から利益確定売り圧力が強まった。
ほかに、通貨レアル安の進行がブラジル株の売り圧力を強めた。
【ロシア】MOEX指数 2980.62 +1.13%
18日のロシア株式市場は3日続伸。
主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比33.38ポイント高(+1.13%)の2980.62ポイントで引けた。
日中の取引レンジは2938.47-2984.15となった。
軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。
MOEX指数は最近の下落で3000ptの大台を割り込んで昨年9月以来の安値水準で推移しており、売られすぎ感から買い戻しは継続。
また、中国政府が景気対策を強化するとの観測も対中輸出の拡大期待を高めた。
一方、欧米との対立激化などが引き続き指数の足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 81343.46 +0.78%
18日のインドSENSEX指数は強含み。
前日比626.91ポイント高(+0.78%)の81343.46、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同187.85ポイント高(+0.76%)の24800.85で取引を終えた。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤プラス圏を回復した。
成長予想の上方修正が支援材料。
国際通貨基金(IMF)は最新リポートで、2024年度のインドの成長予想を6.8%から7.0%に引き上げた。
個人消費なかでも農村部の伸びが加速していることが成長予想の上方修正の理由として挙げられた。
また、アジア開発銀行(ADB)も最新リポートで、インドの財政収支の改善が経済成長に好影響を与えると指摘。
ただ、24年度のインド成長予想を7%に据え置いた。
ほかに、外国人投資家(FII)の買い継続が指数をサポートした。
【中国本土】上海総合指数 2977.13 +0.48%
18日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比14.28ポイント高(+0.48%)の2977.13ポイントと反発した。
当局の相場安定化スタンスが支えとなる流れ。
「国家隊」と呼ばれる政府系ファンドが今週、CSI300指数連動の上場投資信託(ETF)3銘柄を大幅に買い入れたとの観測が流れている。
中期的な重要政策の方針を話し合う第20期中央委員会第3回全体会議(3中全会)の会期中(15-18日)に、当局は相場の安定を図ったとの見方だ。
会議後には今後の政策方針を盛り込んだコミュニケ(声明)が公表され、19日に記者会見が行われるという。
米中関係の悪化懸念などで安く推移していたが、指数は引けにかけてプラスに転じた。