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積水化学、オリコ、日本CMKなど

発行済 2015-12-09 16:33
更新済 2015-12-09 17:00
積水化学、オリコ、日本CMKなど

(T:7203) トヨタ 7654 +53一時上げ幅広げる。
本日は主力株の中で強い動きが目立つ展開に。
特に目立った材料は観測されていないようだが、機関投資家のリバランスなど需給要因が主導とみられているようだ。
また、モルガン・スタンレーMUFG証券では、自動車業界のセクター判断を格下げしているが、同社の目標株価は9200円から9600円に引き上げている。
なお、新型プリウスの本日発売なども手掛かり材料か。
(T:8750) 第一生命 2042 -72売り優勢。
本日は保険セクターが業種別下落率のトップになっている。
バークレイズ証券では保険セクター各社の目標株価を引き下げ。
生損保ともに、株主還元積極化テーマは一旦終了し、当面は大きなテーマ不足と指摘しているほか、短期的にはかんぽ生命のTOPIX組み入れ待ちとも。
セクター内でも同社は株式市場との連動性が高く、海外株安の流れも相対的に強く影響する格好へ。
(T:6958) 日本CMK 336 +39上昇率2位。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も240円から420円に引き上げている。
買い推奨の投資判断がこれまで少なかったこともあり、インパクトが強まる状況にもなっているようだ。
PBR水準の割安感、信用取組妙味の強さなども意識される展開に。
(T:8585) オリコ 252 +19買い優勢。
クレディセゾンが自社株買いの実施を発表、筆頭株主のみずほ銀行が保有株の大半を売却するのに伴うもの。
これにより、みずほ銀行の出資比率は13.4%から3%弱に低下して、筆頭株主から外れることになる。
これにより、一部で期待もあったみずほFGによるクレディセゾンの取り込みの可能性は後退とみられ、その分、みずほグループの一角となる同社などには一段の再編思惑などが高まってきているとの見方も。
(T:9747) アサツーDK 3230 +170買い優勢。
株主還元策の強化が好感される展開になっている。
前日に期末配当金の見通しを発表しているほか、株式分割の実施も発表している。
従来未定としていた期末配当金は238円にするとし、年間の配当性向は219%になるもよう。
また、発行済み株式数の0.95%に当たる40万株を上限に自己株式取得を発表している。
(T:4204) 積水化学 1569 +75大幅反発。
自動車のフロントガラス全面に文字や図を表示できるヘッドアップディスプレー用中間膜を2018年に発売すると発表しており、期待感の高まりにつながっているようだ。
前方に歩行者が飛び出した際はガラス中央に警告メッセージを表示したりできるもよう。
フロントガラスに直接映像を投映するHUDシステムは、2014年度の100万台程度から20年度には500万台以上に増加すると想定されているもよう。
(T:8253) クレセゾン 2394 +74しっかり。
朝方は売り先行となったものの、その後は切り返す展開になっている。
みずほ銀行の保有株売却に対応するため、発行済み株式数の11.41%に当たる2100万株を上限に自社株買いを実施すると発表している。
本日の立会外取引で実施している。
市場買い付けでないため直接的な需給面での支援材料にならないほか、みずほFGとのグループ再編の可能性なども消滅した格好だが、一株当たりの価値向上にはつながるため、ポジティブな動きが優勢となっている。
(T:9962) ミスミグループ 1747 +45反発。
大和証券が投資判断「2」を継続で、目標株価を1800円から2000円に引き上げている。
足元の株価は堅調だが、中期成長性を評価し強気スタンスを継続するとしている。
VONA事業は国内収益性改善や海外販売の拡大が視野に入っているほか、FA事業は中国工場稼働や販売サービスの拡充で独自での成長が続くとみているようだ。
(T:3064) MonotaRO 3450 +10堅調。
モルガン・スタンレーMUFG証券では、投資判断を新規に「オーバーウェイト」、目標株価を4000円としている。
国内B2BEC市場でのシェア拡大余地、データマイニング結果を反映した商品戦略を迅速に行えること、自社サイトやデータ解析に関わるシステムを内製化する技術力などを評価材料としている。
また、インターネット・メディアセクターのトップピックとも位置づけているもよう。

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