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10日の米国市場では、NYダウが一時200ドルを超える上昇となる場面もあったが、引けにかけて上げ幅を縮小し82ドル高で取引を終えた。
ただ、先物・オプション特別清算指数(SQ)算出に絡んだ商いが差し引きで売り越しだった影響で、日経平均は25円安からスタートした。
SQ通過後は米株高を受けて自律反発の流れとなり、早い段階でプラスに切り返すと、前場に一時19282.21円(前日比235.66円高)まで上昇した。
買い一巡後は上値が重く、後場に入るともみ合いが続いた。
大引けの日経平均は前日比183.93円高の19230.48円となった。
東証1部の売買高は24億521万株、売買代金は3兆659億円だった。
業種別では、医薬品、倉庫・運輸関連業、鉄鋼が上昇率上位だった。
一方、水産・農林業、保険業、その他製品が下落率上位だった。
個別では、トヨタ自 (T:7203)、ファーストリテ (T:9983)、ソフトバンクグ (T:9984)、ファナック (T:6954)、KDDI (T:9433)など売買代金上位は全般堅調。
日東電 (T:6988)や京セラ (T:6971)は2%超の上昇に。
また、小野薬 (T:4528)が商いを伴って7%高と急伸し、アイスタイル (T:3660)、日新電 (T:6641)などとともに東証1部上昇率上位となった。
一方、三菱UFJ (T:8306)、三井住友 (T:8316)、セコム (T:9735)、三井物産 (T:8031)などが軟調。
前日の決算発表を受けた下げが目立ち、積水ハウス (T:1928)は5%近い下落に。
また、ダンロップス (T:7825)、gumi (T:3903)、TYO (T:4358)などが東証1部下落率上位となった。