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NYの視点:【今週の注目イベント】FOMC、日銀、BOE、米雇用統計、ユーロ圏GDP、CPIなど

発行済 2024-07-29 07:33
更新済 2024-07-29 07:45
© Reuters.
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*07:33JST NYの視点:【今週の注目イベント】FOMC、日銀、BOE、米雇用統計、ユーロ圏GDP、CPIなど 今週は連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)、日銀や英中銀は金融政策決定会合を予定しており注目となる。
米国ではそのほか、重要指標となるISM製造業や雇用統計などに注目が集まる。


FRBはこの会合では政策金利を据え置く見通しだが、パウエルFRB議長の会見や声明で9月の利下げのヒントを探る。
NY連銀のダドリー前総裁は世界の債券市場動向から、この会合で、利下げを開始すべきとの考えを示したため、一部では利下げ観測も浮上。
ただ、FRBはサプライズを好まないことから、今回の会合では政策を据え置く可能性が強いと見る。
FRBが注視しているインフレ指標のコアPCE価格指数の6月分は依然目標値2%を上回ったものの、当局者は目標に達する確信を一段と強めた可能性がある。
議長は2%に達する前に利下げを実施しているとしており、結果を受けて9月の利下げ開始観測が強まりつつある。


日銀は一部でリークともとれる報道で、今回の会合で、追加利上げや債券購入減額の可能性が報じられており、正常化が決定されると円買いにつながる。


英中銀は一部のデータから今週の金融政策決定会合で利下げが可能との見方も強まりつつあり、ポンド売りにつながった。
もし、利下げを見送った場合は短期のポンドの買戻しが強まる可能性がある。


■今週の主な注目イベント
●米国
29日:ダラス連銀製造業活動
30日:FHFA住宅価格指数、S&P住宅価格指数、JOLT求人、消費者信頼感指数
31日:連邦公開市場委員会(FOMC)(30日から)、パウエル議長会見、ADP雇用統計、雇用コスト指数、中古住宅販売仮契約
8月1日:4-6月期非農業部門労働生産性、単位人件費、新規失業保険申請件数、製造業PMI、建設支出、ISM製造業景況指数、
2日:雇用統計、製造業受注、耐久財受注

●欧州
30日:4-6月期国内総生産(GDP)
31日:ユーロ圏CPI
8月1日:ユーロ圏PMI、失業率

●日本
31日:日銀金融政策決定会合

●英国
8月1日:英中銀金融政策決定会合

●中国
31日:製造業・非製造兆PMI
8月1日:財新製造業PMI


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