*10:15JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反落、米FOMCを控えて神経質な値動
【ブラジル】ボベスパ指数 126953.86 -0.42%
29日のブラジル株式市場は小反落。
主要株価指数のボベスパ指数は前日比538.63ポイント安(-0.42%)の126953.86で引けた。
日中の取引レンジは126605.66-127657.17となった。
買いが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。
米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて神経質な値動きとなった。
また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。
一方、指数の下値は限定的。
経済指標の改善などが引き続き支援材料となった。
【ロシア】MOEX指数 2906.95 -2.88%
29日のロシア株式市場は3日続落。
主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比86.28ポイント安(-2.88%)の2906.95ポイントで引けた。
日中の取引レンジは2906.95-2979.43となった。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。
利上げの実施が引き続き圧迫材料。
また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。
ほかに、欧米との関係悪化が緩和されていないことが引き続き懸念材料となった。
【インド】SENSEX指数 81332.72 +0.03%
29日のSENSEX指数は小幅続伸。
前日比23.12ポイント高(+0.03%)の81355.84、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同1.25ポイント高(+0.01%)の24836.10で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅を縮小させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。
年内の米利下げ観測が高まっていることが好感された。
また、通貨ルピーの対米ドルレートは8月以降上昇するとの見通しもインド株の支援材料。
内部環境では、経済指標の改善がサポート材料となった。
製造業信頼感指数と内需指数はそろって4-6月期に上昇したと報告された。
【中国本土】上海総合指数 2891.85 +0.03%
週明け29日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比0.95ポイント(0.03%)高の2891.85ポイントと小幅ながら続伸した。
企業業績の改善が相場を支える流れ。
27日に公表された6月の工業企業利益は前年同月比で3.6%増加し、伸びは5月の0.7%から大幅に加速している。
足元では内需不振を示す経済指標の発表が目立っていただけに、景気懸念がひとまず薄らぐ状況だ。
また、中国当局は景気浮揚に向け、経済対策を強めていることも好感されている。
ただ、上値は限定的。
人民元安の進行が懸念されていることや、米中関係の悪化が重しだ。
米政権は先端半導体の対中輸出規制を強化しているほか、8月から中国製の電気自動車(EV)や鉄鋼・アルミ製品の制裁関税を引き上げる予定。
中国側は対抗措置を示唆している。
指数は安く推移する場面もみられた。
29日のブラジル株式市場は小反落。
主要株価指数のボベスパ指数は前日比538.63ポイント安(-0.42%)の126953.86で引けた。
日中の取引レンジは126605.66-127657.17となった。
買いが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。
米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて神経質な値動きとなった。
また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。
一方、指数の下値は限定的。
経済指標の改善などが引き続き支援材料となった。
【ロシア】MOEX指数 2906.95 -2.88%
29日のロシア株式市場は3日続落。
主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比86.28ポイント安(-2.88%)の2906.95ポイントで引けた。
日中の取引レンジは2906.95-2979.43となった。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。
利上げの実施が引き続き圧迫材料。
また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。
ほかに、欧米との関係悪化が緩和されていないことが引き続き懸念材料となった。
【インド】SENSEX指数 81332.72 +0.03%
29日のSENSEX指数は小幅続伸。
前日比23.12ポイント高(+0.03%)の81355.84、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同1.25ポイント高(+0.01%)の24836.10で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅を縮小させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。
年内の米利下げ観測が高まっていることが好感された。
また、通貨ルピーの対米ドルレートは8月以降上昇するとの見通しもインド株の支援材料。
内部環境では、経済指標の改善がサポート材料となった。
製造業信頼感指数と内需指数はそろって4-6月期に上昇したと報告された。
【中国本土】上海総合指数 2891.85 +0.03%
週明け29日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比0.95ポイント(0.03%)高の2891.85ポイントと小幅ながら続伸した。
企業業績の改善が相場を支える流れ。
27日に公表された6月の工業企業利益は前年同月比で3.6%増加し、伸びは5月の0.7%から大幅に加速している。
足元では内需不振を示す経済指標の発表が目立っていただけに、景気懸念がひとまず薄らぐ状況だ。
また、中国当局は景気浮揚に向け、経済対策を強めていることも好感されている。
ただ、上値は限定的。
人民元安の進行が懸念されていることや、米中関係の悪化が重しだ。
米政権は先端半導体の対中輸出規制を強化しているほか、8月から中国製の電気自動車(EV)や鉄鋼・アルミ製品の制裁関税を引き上げる予定。
中国側は対抗措置を示唆している。
指数は安く推移する場面もみられた。