[日本インタビュ新聞社] - ■通話内容の自動文字起こしで業務効率化とカスハラ対策を強化
トビラシステムズ<4441>(東証プライム)は8月1日、クラウド型ビジネスフォン「トビラフォン Cloud」において、従来有料オプションであった通話の文字起こし機能「音声テキスト化」を8月1日から標準搭載機能として提供開始したと発表。また、医療機関向けの高精度な音声認識エンジンも同時に提供開始し、医療機関の電話業務における通話内容の把握を容易にする。
「トビラフォン Cloud」の「音声テキスト化」は、顧客との通話内容を自動で書き起こす機能であり、対応履歴の入力作業や聞き返し時間の削減、「言った・言わない」のトラブル防止に役立つ。これまで有料オプションであったため導入に踏み切れなかった利用者も多かったが、標準搭載によりより多くの方に利用されることが期待される。
医療機関向け音声認識エンジンは、高齢の患者との会話や細かい症状などの通話音声を高精度にテキスト化し、通話内容の把握を容易にする。録音音声から内容を聞き取れない場合でも、テキスト化された内容を読むことで症状や要望などの把握を補助する。このエンジンは自社開発によるもので、継続的なアップデートが可能である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)