*09:49JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続落、国内総生産(GDP)の下振れが圧迫材料
【ブラジル】ボベスパ指数 128660.88 +0.90%
12日のブラジル株式市場は5日続伸。
主要株価指数のボベスパ指数は前日比501.31ポイント高(+0.38%)の131115.90で引けた。
日中の取引レンジは130615.25-131661.99となった。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。
原油価格の上昇が好感され、資源の一角に買いは広がった。
また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。
一方、指数の上値は重い。
連日の上昇で足元では高値警戒感が強まったほか、中東情勢の緊迫化が指数の上値を抑えた。
【ロシア】MOEX指数 2844.77 -0.12%
12日のロシア株式市場は3日続落。
主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比3.52ポイント安(-0.12%)の2844.77ポイントで引けた。
日中の取引レンジは2814.58-2858.96となった。
後半はプラス圏を回復したが、引け間際に再び売りに押された。
国内総生産(GDP)の下振れが圧迫材料。
4-6月期のGDP(速報)成長率は4.0%となり、前期の5.4%と予想の4.2%を下回った。
また、インフレ率の加速も嫌気された。
7月の消費者物価指数(CPI)上昇率(前年同月比)は前月の8.59%から9.13%に加速し、予想の9.10%を上回った。
一方、原油価格が大幅に上昇したが、相場を支えるには力不足だった。
【インド】SENSEX指数 79648.92 -0.07%
12日のインドSENSEX指数は弱含み。
前日比56.98ポイント安(-0.07%)の79648.92、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同20.50ポイント安(-0.08%)の24347.00で取引を終えた。
中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。
この日の取引終了後に6月の鉱工業生産や7月の消費者物価指数(CPI)などが発表される予定となり、慎重ムードが強まった。
なお、6月の鉱工業生産の増加率(前年同月比)は前月の6.2%(改定値)から4.2%に低下し、予想の5.4%を下回った。
また、外国人投資家の売り越しも指数の足かせとなった。
【中国本土】上海総合指数 2858.21 -0.14%
週明け12日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比3.99ポイント安(-0.14%)の2858.21ポイントと続落した。
様子見ムードが漂う流れ。
中国では今週15日、7月の小売売上高や鉱工業生産などが発表される予定だ。
また、7月の金融統計も15日までに報告される。
内容を見極めたいとするスタンスが買い手控えにつながった。
ほか、資金流出も警戒される。
中国本土・香港間の株式相互取引(ストックコネクト)を通じた9日のノースバウンド取引(香港→本土)では、年初来で買い越しから売り越しに転じた。
もっとも、下値を叩くような売りはみられない。
これまでに公表された中国経済統計では、輸入が上振れし、生産者物価指数(PPI)が予想を上回るなど、内需の持ち直しが示唆されている。
指数はプラス圏で推移する場面もあった。
12日のブラジル株式市場は5日続伸。
主要株価指数のボベスパ指数は前日比501.31ポイント高(+0.38%)の131115.90で引けた。
日中の取引レンジは130615.25-131661.99となった。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。
原油価格の上昇が好感され、資源の一角に買いは広がった。
また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。
一方、指数の上値は重い。
連日の上昇で足元では高値警戒感が強まったほか、中東情勢の緊迫化が指数の上値を抑えた。
【ロシア】MOEX指数 2844.77 -0.12%
12日のロシア株式市場は3日続落。
主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比3.52ポイント安(-0.12%)の2844.77ポイントで引けた。
日中の取引レンジは2814.58-2858.96となった。
後半はプラス圏を回復したが、引け間際に再び売りに押された。
国内総生産(GDP)の下振れが圧迫材料。
4-6月期のGDP(速報)成長率は4.0%となり、前期の5.4%と予想の4.2%を下回った。
また、インフレ率の加速も嫌気された。
7月の消費者物価指数(CPI)上昇率(前年同月比)は前月の8.59%から9.13%に加速し、予想の9.10%を上回った。
一方、原油価格が大幅に上昇したが、相場を支えるには力不足だった。
【インド】SENSEX指数 79648.92 -0.07%
12日のインドSENSEX指数は弱含み。
前日比56.98ポイント安(-0.07%)の79648.92、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同20.50ポイント安(-0.08%)の24347.00で取引を終えた。
中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。
この日の取引終了後に6月の鉱工業生産や7月の消費者物価指数(CPI)などが発表される予定となり、慎重ムードが強まった。
なお、6月の鉱工業生産の増加率(前年同月比)は前月の6.2%(改定値)から4.2%に低下し、予想の5.4%を下回った。
また、外国人投資家の売り越しも指数の足かせとなった。
【中国本土】上海総合指数 2858.21 -0.14%
週明け12日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比3.99ポイント安(-0.14%)の2858.21ポイントと続落した。
様子見ムードが漂う流れ。
中国では今週15日、7月の小売売上高や鉱工業生産などが発表される予定だ。
また、7月の金融統計も15日までに報告される。
内容を見極めたいとするスタンスが買い手控えにつながった。
ほか、資金流出も警戒される。
中国本土・香港間の株式相互取引(ストックコネクト)を通じた9日のノースバウンド取引(香港→本土)では、年初来で買い越しから売り越しに転じた。
もっとも、下値を叩くような売りはみられない。
これまでに公表された中国経済統計では、輸入が上振れし、生産者物価指数(PPI)が予想を上回るなど、内需の持ち直しが示唆されている。
指数はプラス圏で推移する場面もあった。