🏃 ブラックフライデーセールを早く利用して、最大55%引きでInvestingProを今すぐ!特別セールを請求する

NYの視点:FRBは9月利下げを準備も慎重に行動する可能性も、8月雇用統計が鍵

発行済 2024-08-20 07:43
更新済 2024-08-20 07:45
© Reuters.
US500
-
DXY
-
*07:43JST NYの視点:FRBは9月利下げを準備も慎重に行動する可能性も、8月雇用統計が鍵 7月雇用統計で、失業率の3カ月の平均が過去12カ月の最低値から少なくと0.5%上昇したときアメリカ経済はすでに景気後退に陥っているとのサーム・ルール(Sahm rule)が確認されたため、景気後退懸念が一気に強まった。


FRBのパウエル議長は労働市場の減速への懸念を表明。
FRBは今週カンザスシティー連銀主催の年次シンポジウムを開催するが、週後半に予定されている講演で、パウエル議長が9月連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げを示唆するかどうかが注目される。


先週末には、FRBメンバーがインタビューで、ハト派姿勢に転じたことが明らかになった。
今までインフレを巡る進展に慎重だったミネアポリス連銀のカシュカリ総裁はウォ―ル・ストリート・ジャーナル(WSJ)紙のインタビューで、労働市場の減速で、9月利下げも選択肢となるとの考えを示した。
ただ、レイオフがまだ低水準で失業保険申請件数も顕著な悪化が見られないことから、段階的な利下げを支持する姿勢。
2024年のFOMC投票権を有する米サンフランシスコ連銀のデイリー総裁は英フィナンシャルタイムズ(FT)紙とのインタビューで、「インフレは制御されていると、より一層確信した」とし、緩やかな利下を支持する姿勢を示した。
米シカゴ連銀グールズビー総裁もTVインタビューで、「全てが選択肢」と、述べた。


一方で、ゴールドマンサックスは景気後退の兆しは見えないと、米国経済が今後12カ月で景気後退入りする確率を20%に引下げた。
チーフエコノミストは7月小売売上高や失業保険申請件数が景気後退を示していないと、顧客向けレポートの中で、指摘した。
同社は7月雇用統計発表直後、弱い結果を受けて、景気後退入り確率を一時25%に引き上げた。
8月雇用統計は良好と見られ、もし、予想通りとなった場合、確率を15%水準まで一段と引き下げる可能性も示唆した。
強い米国経済で、FRBは利下げを巡り慎重な行動を示す可能性が強いと指摘。
インフレ鈍化でFRBは9月17日、18日に開催される会合で0.25%の利下げに踏み切る見通しとなっている。


最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます