[日本インタビュ新聞社] - ◆日経平均は3万6461円44銭(258円22銭高)、TOPIXは2565.25ポイント(9.49ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は7億4177万株
9月18日(水)前場の東京株式市場は、米S&P500種の7日続伸や、日本時間の19日未明に予想される米利下げの幅を巡る思惑などから為替が一転、円安に転じたことを受け、ホンダ<7267>(東証プライム)やブリヂストン<5108>(東証プライム)、コマツ<6301>(東証プライム)、三井物産<8031>(東証プライム)などが高く始まり、鹿島<1812>(東証プライム)や東京エレク<8035>(東証プライム)なども反発して始まった。ただ、円安は次第に鈍化したため全般に伸び悩む印象。日経平均は342円高で始まり、ほどなく471円85銭高(3万6675円07銭)まで上げたが、これを高値に一進一退。前引けは250円高となった。
三井海洋<6269>(東証プライム)が続伸基調で出直りを強め商船三井<9104>(東証プライム)の持分会社になり新たな動きが出る期待。円谷フィールズHD<2767>(東証プライム)は一段高となりパチスロ新機種の相次ぐ発売に期待高揚。弘電社<1948>(東証スタンダード)は業績予想の大幅増額修正と増配が好感され急伸。キユーソー流通S<9369>(東証スタンダード)は急激に出直り不動産大手による低温流通網への大型投資報道を受け連想買い。ノイルイミューン・バイオ<4893>(東証グロース)は米がん学会誌への論文発表など材料視され一時ストップ高。バイオ株の動意が目立ち免疫生物研<4570>(東証グロース)、キャンバス<4575>(東証グロース)なども高い。
東証プライム市場の出来高概算は7億4177万株、売買代金は1兆6353億円。プライム上場1643銘柄のうち、値上がり銘柄数は1187銘柄、値下がり銘柄数は391銘柄。
東証33業種別指数は26業種が値上がりし、輸送用機器、石油石炭、倉庫運輸、ゴム製品、鉄鋼、非鉄金属、証券商品先物、鉱業、金属製品、銀行、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)