*10:15JST 概況からBRICsを知ろう ロシアは続伸、原油高などが支援材料
【ブラジル】ボベスパ指数 130639.33 -0.07%
30日のブラジル株式市場は小幅続落。
主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.07%(90.60ポイント)安の130639.33で引けた。
日中の取引レンジは130472.60-131026.92となった。
買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。
欧米株の下落が警戒され、ブラジル株にも売りが広がった。
また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料となった。
一方、指数の下値は限定的。
原油価格の上昇が資源セクターの支援材料となった。
【ロシア】MOEX指数 2615.38 +0.60%
30日のロシア株式市場は続伸。
主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.60%(15.72)高の2615.38となった。
日中の取引レンジは2592.15-2631.80となった。
中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。
原油価格の上昇が支援材料。
また、経済指標の改善も好感された。
9月の小売売上高の増加率(前年同月比)は前月の5.1%から6.5%に上昇し、予想の5.7%を上回った。
一方、指数の上値は重い。
欧米市場の下落が警戒され、指数の上値を抑えた。
【インド】SENSEX指数 79942.18 -0.53%
30日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。
前日比426.85ポイント安(-0.53%)の79942.18、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同126.00ポイント安(-0.51%)の24340.85で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を拡大させた。
外国人投資家(FII)の売り継続が圧迫材料。
FIIはこの日まで23日連続の売り越しとなった。
また、証券会社がニフティ構成銘柄の1株当たり利益(EPS)の上昇率予想を下方修正していることも嫌気された。
【中国本土】上海総合指数 3266.24 -0.61%
30日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比20.17ポイント安(-0.61%)の3266.24ポイントと続落した。
前日の軟調地合いを継ぐ流れ。
中国景気の鈍化懸念がくすぶっているほか、指標発表も気がかり材料となった。
中国では31日(日本時間10時半ごろ)に10月の製造業PMI(国家統計局などが集計)と非製造業PMIが公表される。
それに続き、民間集計の財新・中国製造業PMIが11月1日、財新・中国サービス業PMIが5日に発表される予定だ。
対外関係の悪化も不安視。
バイデン米政権が28日に先端技術分野の対中投資を制限する規制を最終決定したことに関し、中国外交部は29日、「断固反対」と表明し、対抗措置を打ち出すことを示唆した。
ほか、欧州連合(EU)は29日夜(現地時間)、中国製電気自動車(EV)に対する関税を最大45.3%に引き上げることを正式に承認している。
30日のブラジル株式市場は小幅続落。
主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.07%(90.60ポイント)安の130639.33で引けた。
日中の取引レンジは130472.60-131026.92となった。
買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。
欧米株の下落が警戒され、ブラジル株にも売りが広がった。
また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料となった。
一方、指数の下値は限定的。
原油価格の上昇が資源セクターの支援材料となった。
【ロシア】MOEX指数 2615.38 +0.60%
30日のロシア株式市場は続伸。
主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.60%(15.72)高の2615.38となった。
日中の取引レンジは2592.15-2631.80となった。
中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。
原油価格の上昇が支援材料。
また、経済指標の改善も好感された。
9月の小売売上高の増加率(前年同月比)は前月の5.1%から6.5%に上昇し、予想の5.7%を上回った。
一方、指数の上値は重い。
欧米市場の下落が警戒され、指数の上値を抑えた。
【インド】SENSEX指数 79942.18 -0.53%
30日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。
前日比426.85ポイント安(-0.53%)の79942.18、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同126.00ポイント安(-0.51%)の24340.85で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を拡大させた。
外国人投資家(FII)の売り継続が圧迫材料。
FIIはこの日まで23日連続の売り越しとなった。
また、証券会社がニフティ構成銘柄の1株当たり利益(EPS)の上昇率予想を下方修正していることも嫌気された。
【中国本土】上海総合指数 3266.24 -0.61%
30日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比20.17ポイント安(-0.61%)の3266.24ポイントと続落した。
前日の軟調地合いを継ぐ流れ。
中国景気の鈍化懸念がくすぶっているほか、指標発表も気がかり材料となった。
中国では31日(日本時間10時半ごろ)に10月の製造業PMI(国家統計局などが集計)と非製造業PMIが公表される。
それに続き、民間集計の財新・中国製造業PMIが11月1日、財新・中国サービス業PMIが5日に発表される予定だ。
対外関係の悪化も不安視。
バイデン米政権が28日に先端技術分野の対中投資を制限する規制を最終決定したことに関し、中国外交部は29日、「断固反対」と表明し、対抗措置を打ち出すことを示唆した。
ほか、欧州連合(EU)は29日夜(現地時間)、中国製電気自動車(EV)に対する関税を最大45.3%に引き上げることを正式に承認している。