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ソフトバンクGが日経平均型を支える

発行済 2024-11-15 08:41
更新済 2024-11-15 08:45
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*08:41JST ソフトバンクGが日経平均型を支える  15日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、こう着ながらも底堅さが意識されそうだ。
14日の米国市場はNYダウが207ドル安、ナスダックは123ポイント安だった。
10月の米卸売物価指数(PPI)で根強いインフレが確認されたほか、新規失業保険申請件数で労働市場の強さが示され、長期金利が上昇に転じたことで利益確定の売りが出た。
また、米連邦準備理事会(FRB)のクーグラー理事が利下げ見送りの可能性に言及したほか、パウエル議長が、速やかな利下げの必要性がないとの考えを示すと、下げ幅を拡大した。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比390円高の38970円。

円相場は1ドル156円20銭台で推移している。


 日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い優勢の展開から始まりそうだ。
米国市場は下落となったが、大統領選でのトランプ氏勝利以降の上昇で過熱感が警戒されていたこともあり、利益確定の売りは入りやすかっただろう。
主要な株価指数は下落したが、半導体SOX指数の下げは小幅にとどまっており、リバランスの動きからハイテク株を買い戻す動きが意識されやすいだろう。


 また、ASMLホールディングは、先月に2025年12月期の売上高見通しを下方修正していたが、2030年の売上高見通しを据え置いたことが安心感につながり買われた。

これを受けてソフトバンクG (TYO:9984)のほか、指数インパクトの大きい値がさハイテク株には買い戻しが入りやすいと考えられ、日経平均株価を下支えする展開が期待されやすい。
日経平均株価は昨日までの調整で25日線まで下げており、トランプ物色で上昇した部分を帳消しにした。
売り一巡感も意識されやすく、押し目狙いの買いが入りやすい。


 また、決算発表がピークを通過したことで、機関投資家も動きやすくなりそうだ。
なお、14日の取引終了後に発表した決算では、かんぽ生命保険 (TYO:7181)、フリー<
4478>、西鉄 (TYO:9031)、TREHD (TYO:9247)、AnyMind (TYO:5027)、プロクレアHD (TYO:7384)、エムアップ (TYO:3661)、オイシックス (TYO:3182)、東プレ (TYO:5975)、Arent (TYO:5254)、ネットプロHD (TYO:7383)、マクロミル (TYO:3978)、エン・ジャパン (TYO:4849)、ジーニー (TYO:6562)などが注目される。

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