カリフォルニア州マウンテンビュー - データストリーミング技術のリーダーであるコンフルエンエント社（NASDAQ: CFLT）は、6月30日に終了した2024年第2四半期の決算を発表した。
第2四半期のEPSは0.06ドルで、アナリスト予想を0.01ドル上回り、若干の増益となったものの、売上高は予想を下回った。コンフルエンエントの売上高は2億3,500万ドルに達し、コンセンサス予想の2億2,952万ドルを下回った。この発表後、コンフルエンエントの株価は11%下落したが、これは同社の今後の四半期ガイダンスが予想を下回ったことに対する投資家の懸念を示している。
Confluentのサブスクリプション収入は前年同期比27%増の2億2,500万ドル、Confluentクラウドの収入は前年同期比40%増の1億1,700万ドルとなった。さらに、Confluentは、年間経常収益（ARR）が10万ドル以上の顧客が前年同期比で14%増加し、現在1,306社を数えることを報告した。
このようなポジティブな成長指標にもかかわらず、市場の反応は主に同社の将来見通しに関する記述に左右された。2024年第3四半期のコンフルエンエントのEPSは約0.05ドルで、アナリストの予想と一致している。しかし、予想売上高は2億3300万ドルから2億3400万ドルで、予想の2億4650万ドルを下回る。
さらに、2024年通期については、コンフルエントの予想EPSは0.20ドル前後でコンセンサス通りだが、売上高は約9億1,000万ドルと、アナリストのコンセンサスである9億5,930万ドルを大幅に下回ると予想している。
コンフルエンエントのCEOであるジェイ・クレップス氏は、同社の堅調な業績と過去2年間で最大となる連続的な顧客数の伸びを強調し、同社の長期的な成長軌道に自信を示した。ローハン・シバラムCFOは、同社のサブスクリプション収益の伸びと営業利益率およびフリーキャッシュフローの改善を強調し、2024年に調整後の営業利益率とフリーキャッシュフローの利益率でブレークイーブンを達成するという目標も改めて強調した。
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