14日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり218銘柄、値下がり5銘柄、変わらず2銘柄となった。 日経平均は大幅に3日続伸。
前日比400.80円高の16782.02円（出来高概算12億株）で前場の取引を終えた。
13日の米国市場では、大手銀行JPモルガンの決算を受けて金融セクターに買いが広がったほか、地区連銀経済報告（ベージュブック）で大半の地区で緩やかなペースで経済が拡大したことなどが好感され、NYダウは187ドル高となった。
為替相場も1ドル＝109円台半ばまで円安方向に振れており、こうした流れから日経平均は248円高からスタートすると、一時16814.24円（同433.02円高）まで上昇する場面があった。
値上がり寄与トップはファーストリテ (T:9983)、同2位はファナック (T:6954)となり、2銘柄で日経平均を約62円押し上げた。
日経平均構成銘柄の上昇率トップは神戸鋼 (T:5406)で9.2％高、同2位はJFE (T:5411)で7.4％高だった。
JFEは一部証券会社による投資評価引き上げが観測されている。
アジア経済の回復に加え、米ドル安や中国の供給削減期待などからアジアの鉄鋼市況は急回復する可能性が高いとみているようだ。
一方、値下がりしたのはヤマハ (T:7951)など5銘柄にとどまった。
ヤマハは前日に新中期経営計画を発表している。
最終年度となる19年3月期の数値目標として、売上高4650億円、営業利益550億円などを掲げている。
川崎船 (T:9107)は1.3％安だった。
一部証券会社が投資評価を引き下げているようだ。
*11:30現在 日経平均株価 16782.02(+400.80) 値上がり銘柄数 218(寄与度+402.50) 値下がり銘柄数 5(寄与度-1.70) 変わらず銘柄数 2 ○値上がり上位銘柄 コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:9983) ファーストリテ 29580 885 +34.71 (T:6954) ファナック 18920 685 +26.87 (T:6971) 京セラ 5142 159 +12.47 (T:6367) ダイキン 8771 295 +11.57 (T:9433) KDDI 3128 47 +11.06 (T:6988) 日東電 6367 220 +8.63 (T:4324) 電通 5730 220 +8.63 (T:4543) テルモ 4165 105 +8.24 (T:4519) 中外薬 3625 175 +6.86 (T:4704) トレンド 4220 175 +6.86 (T:7733) オリンパス 4325 175 +6.86 (T:4503) アステラス薬 1511 30 +5.88 (T:9735) セコム 8268 145 +5.69 (T:4502) 武田 5369 136 +5.33 (T:6762) TDK 6280 130 +5.10 (T:4523) エーザイ 7043 126 +4.94 (T:7203) トヨタ 5746 123 +4.82 (T:5333) ガイシ 2125 121 +4.75 (T:8015) 豊通商 2593 111 +4.35 (T:7751) キヤノン 3300 73 +4.29 ○値下がり上位銘柄 コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:7951) ヤマハ 3280 -35 -1.37 (T:9107) 川崎船 229 -3 -0.12 (T:3436) SUMCO 698 -23 -0.09 (T:3101) 東洋紡 195 -2 -0.08 (T:6502) 東芝 228.4 -1.1 -0.04