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【株式市場】日経平均は4円高で3日続伸、中国株の堅調など受け後場次第に戻す

発行済 2024-12-11 16:37
更新済 2024-12-11 17:05
© Reuters.  【株式市場】日経平均は4円高で3日続伸、中国株の堅調など受け後場次第に戻す
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[日本インタビュ新聞社] - ◆日経平均は3万9372円23銭(4円65銭高)、TOPIXは2749.31ポイント(7.90ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は17億703万株

 12月11日(水)後場の東京株式市場は、中国株の上げが目立つとされ、中国の経済対策への期待が再燃。日経平均は前場の安値引け254円安から一転、切り返して始まり、13時には60円安前後まで回復、14時頃からはさらに値を戻して小高くなり、大引けは3日続伸となった。前引けにかけて軟調だった日本製鉄<5401>(東証プライム)が堅調に推移し米USスチール買収を巡る大統領発言の影響は限定的の様子。川崎重工<7012>(東証プライム)などの重工株が一段ジリ高となり防衛費をタバコ増税などで補う案など好感。前引けは重かった三井住友FG<8316>(東証プライム)なども後場は堅調になった。

 後場は、シンフォニアテクノ<6507>(東証プライム)が一段と上げ業績回復期待や防衛費の増額期待など材料視。東建コーポ<1766>(東証プライム)は朝寄り値を高値に伸びなかったが業績予想の増額修正など好感され活況高。岡本硝子<7746>(東証スタンダード)は事業提携を買った急騰後の調整が半値押し水準で一巡とされ再び買い増加し急反発。フォーサイド<2330>(東証スタンダード)は減資を予定しており思惑含みとされて出直り急激。Delta-Fly Pharma<4598>(東証グロース)は米国での治験に関する発表が材料視され2日連続ストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は17億703万株(前引けは7億7155万株)、売買代金は3兆8413億円(同1兆7596億円)。プライム上場1644銘柄のうち、値上がり銘柄数は823(前引けは604)銘柄、値下がり銘柄数は750(同969)銘柄。

 東証33業種別指数は24業種(前引けは9業種)が値上がりし、値上がり率上位は、銀行、保険、繊維製品、精密機器、その他金融、小売り、金属製品、機械、非鉄金属、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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