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【株式市場】日経平均は282円安となり4日続落、日米の金融政策が気になり手控え姿勢

発行済 2024-12-18 16:50
更新済 2024-12-18 17:05
© Reuters.  【株式市場】日経平均は282円安となり4日続落、日米の金融政策が気になり手控え姿勢
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[日本インタビュ新聞社] - ◆日経平均は3万9081円71銭(282円97銭安)、TOPIXは2719.87ポイント(8.33ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は21億1006万株

 12月18日(水)後場の東京株式市場は、日経平均が一段軟化して始まったまま14時半頃まで小動きを続け、大引けにかけてジリ安傾向を強めて4日続落となった。米国の金融政策が日本時間19日早朝には明らかになり、同日昼頃には日銀の金融政策会合(18、19日)の概要も判明する事が多いため、引き続き様子見姿勢が強かった。中で、半導体関連株は総じて底堅く、アドバンテスト<6857>(東証プライム)は後場一段ジリ高。ホンダ<7267>(東証プライム)との経営統合観測が伝えられた日産自<7201>(東証プライム)は大引けまでストップ高。

 後場は、精工技研<6834>(東証スタンダード)は自社株買いなど好感され一段ジリ高。丸千代山岡家<3399>(東証スタンダード)は1月期末配当の増配など好感され一段高。インテグループ<192A>(東証グロース)は「四季報」最新号で評価高いとされて一段高。GNIグループ<2160>(東証グロース)は23日に機関投資家向け説明会を予定し期待強まり一段高。

 18日新規上場となったキオクシアHD<285A>(東証プライム)は初値1440円(公開価格は1455円)だったが前引けは1508円と公開価格を上回り、後場は16%高の1689円(同)まで上げて大引けも1601円で好調スターととなった。

 東証プライム市場の出来高概算は21億1006万株(前引けは11億6572万株)、売買代金は4兆1248億円(同2兆1533億円)。プライム上場1643銘柄のうち、値上がり銘柄数は587(前引けは774)銘柄、値下がり銘柄数は994(同800)銘柄。

 東証33業種別指数は10業種(前引けは21業種)が値上がりし、値上がり率上位は、輸送用機器、電力ガス、その他金融、証券商品先物、鉱業、ゴム製品、石油石炭、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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