50%引き! InvestingProで2025年の市場を超える投資成績を特別セールを請求する

NYの視点:米12月消費者信頼感指数は予想外に悪化、労働市場への自信が後退、トランプ次期政権の政策を巡る不安も

発行済 2024-12-24 07:33
更新済 2024-12-24 07:45
© Reuters.
US500
-
*07:33JST NYの視点:米12月消費者信頼感指数は予想外に悪化、労働市場への自信が後退、トランプ次期政権の政策を巡る不安も 米コンファレンスボードが発表した12月消費者信頼感指数は104.7と、11月112.8から上昇予想に反し低下し、9月来で最低となった。
現況は140.2と、11月141.4から低下した。
期待は81.1と、11月93.7から低下し、7月来で最低となり、指数全体を押し下げた。


雇用、賃金やビジネスの先行きを巡る消費者の自信が後退した。
また、コンファレンスボードの調査で、回答者のほぼ半数がトランプ次期大統領が提示している貿易不均衡是正のための他国に対する追加関税などによる影響で、生活費の上昇を警戒していることが明らかになった。


ミシガン大消費者信頼感指数では関税によるコスト高を警戒し、早めにものを購入する傾向が明らかになった。


■米12月消費者信頼感指数:104.7(11月112.8)
●追加関税(特別な質問)
生活費を押し上げる:46%
米国内雇用を創出:21%

●雇用
十分:37.0(33.6、23年12月40.4)
不十分:48.2(51.2、46.5)
困難:14.8(15.2、13.1)

6か月後
増加:19.1%(22.8%、17.6%)
減少:21.3%(17.9%、18.4%)
不変:59.6(59.3%、64.0%)
所得
増加:17.2%(20.7%、18.3%)
減少:14.3%(12.1%、13.6%)
不変:68.5%(67.2%、68.1%)

先週開催された連邦公開市場委員会(FOMC)で発表された連邦準備制度理事会(FRB)メンバーの金利見通しでも一部メンバーが追加関税の影響を含め2025年度の中間予想は3.875%と、前回予想の3.375%から大幅に引き上げられた。
2026年度は3.375%と、前回の2.875%から上昇。
2027年度は3.125%と、2.875%から引き上げられた。
長期は3%と、2.875%から引き上げ。


ただ、第1次トランプ政権において、追加関税がインフレにつながった証拠はない。
追加関税が貿易不均衡是正に向けた交渉材料に使用されるに過ぎず、逆に、米国経済にとりプラス材料になる可能性が強いと見る。
来年、不透明感が払しょくされるにつれ、消費者信頼感も回復が予想される。


最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます